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“レッスルマニア4”サベージ政権誕生!――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第78回

WWEオフィシャルDVD

“レッスルマニア4”は、サベージ&エリザベスを主役とした“スター誕生”のラブストーリーだった。メインイベント終了後、ホーガンがサベージのタイトル獲得を祝福したが……(写真はWWEオフィシャルDVDのカバーフォト)

 それは“スター誕生”の瞬間だった。ハルク・ホーガンがWWE世界ヘビー級王座のチャンピオンベルトを“マッチョマン”ランディ・サベージの肩にかけ、サベージのすぐよこには感涙にむせぶエリザベスが立っていた。

 “レスルマニア4”(1988年3月27日=ニュージャージー州アトランティックシティー、トランプ・プラザ)は、サベージ&エリザベスが主役の一話完結のラブストーリーになっていた。

 WWE世界王座決定トーナメントは全14選手がエントリー。同王座が“空位”となる原因をつくったホーガン対アンドレ・ザ・ジャイアントの因縁マッチの再戦はトーナメント2回戦(1回戦シード)で実現したが、この試合はわずか5分弱のファイトタイムで両者反則という裁定でジ・エンド。優勝候補の2選手があっさりとトーナメントから姿を消した。

 サベージは1回戦でブッチ・リード、2回戦でグレッグ・バレンタイン、準決勝でワンマン・ギャングを退けトーナメント決勝戦に進出。もうひとりのキーパーソン、“ミリオンダラー・マン”テッド・デビアスは1回戦でハクソー・ジム・ドゥガン、2回戦は不戦勝(ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツ対リック・ルードが15分時間切れ引き分け=両者とも1回戦で失格)、準決勝でドン・ムラコを下し決勝戦に駒をすすめた。

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“美女と野獣カップル”

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