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“ステロイド裁判”にパイパーらが出廷――フミ斎藤のプロレス講座別冊 WWEヒストリー第111回

WWEオフィシャル・マガジン

全米を震撼させた“ステロイド裁判”で、ロディ・パイパーは弁護側の証人として出 廷。ステロイドの使用を認めたうえで「法改正については知らなかった」と証言し た。(写真はWWEオフィシャル・マガジン1989年12月号表紙から)

 全米を震撼させた“ステロイド裁判”は4日間(1991年6月24日~27日)の集中審理でスピード結審した。医療目的以外で指定薬物のアナボリック・ステロイドを処方、流通・販売したジョージ・ザホリアン外科医は、合計16の起訴事実のうち12の罪状で有罪判決を受け、懲役44年(合算式)と300万ドルの罰金刑をいい渡された。

 ウィリアム・コルドウェル判事は、ザホリアン被告が1988年11月から1990年3月までの17カ月間のステロイドの販売で多額の利益を得たとして、犯行に使われたザホリアン被告の自宅マンション兼診療クリニック(評価額370万ドル)を差し押さえた。判決を受けて、弁護側のウィリアム・コストポラウス弁護士は即日控訴を決めた。

 この裁判でロディ・パイパー、ブライアン・ブレアー、リック・マーテル、ダニー・スパイビーが弁護側の証人として、“スーパースター”ビリー・グラハムが検察側の証人として出廷。合計5人のプロレスラーが証言台に立った。

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パイパーの証言は?

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