更新日:2016年08月26日 15:19
お金

お金を預けるならどっち?「個人向け国債 or ネット銀行の定期預金」

マイナス金利、英EU離脱、金融法改正…怒涛の変革期の中、生き残るには2択がある! 正しい選択をしないとカモにされる今、絶対に損をしない正しい道を伝授!

お金を預けるならどっち? 個人向け国債orネット銀行の定期預金

マネーの新常識どっちが得か?

長期国債は“マイナス金利”だが、実際の金利は下限の0.05%に設定されている

 低金利とはいえ、とにかく“安全”にお金を運用したいなら元本保証の金融商品。では、個人向け国債と銀行の定期預金のどっちが得なのか。経済評論家の山崎元氏に聞いてみた。 「個人向け国債の金利は固定3年、5年ともに0.05%。ネット銀行で比較的金利の高い楽天銀行の金利が3年で0.05%、5年で0.06%だからほとんど差はありません。ただ、元本保証とはいえ、破綻リスクを考えれば国債に軍配が上がります」  現在、国の借金は1000兆円を超している。借金が返せず、破綻する心配はないのだろうか。 「ギリシャと違い、日本の借金の買い手の大半は日本国民。仮に長期国債の価値が暴落するような事態になって『借金が返せません』となってもお札を刷って返せばいいだけ。そもそも、そんな事態になったら国の破綻よりも先に銀行が破綻します」
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1000万円以下の預金なら、金利的にも損得なし!しかし…
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