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『ドクターX』シリーズの新キャスト 秘書兼愛人役・田中道子「やっていて戸惑うくらい魔性の女です」

――レッスンをつんできたみたいな話があったと思うんですけど、いわゆる女優に向けたレッスンっていつ頃からやられてるんですか? 田中:上京してすぐ始めたんですけど……、約4年前ですね。そこから週2~3。基本的に最初に感情のリミッターを外すレッスンを徹底的にやるんです。怒る、悲しむ、泣く、笑う、喜ぶとか。それを振り切る演技を最初にやらせていただいて、それを100%やった後に、喜怒哀楽を何段階も自分の中で作れるようにしました。怒るにしても、ヒステリックに怒るだったり、笑いながら怒るだったり、無表情で怒るだったり。それらが怒ってるって伝わるように、先生と相談しながら、いろんなパターンをやるというのをやったり。他にもいろんなレッスンを積み重ねてきました。 ――もともと芸能界への憧れはあったんですか? 田中:もちろんありました。最初はモデルになりたいって思ってました。映画は好きだったので映画に出たいなみたいな漠然とした夢はあったけど演技の経験もなかったのでそこまで女優という感じでもなかったし、地元の静岡は芸能事務所とかも無いので遠い夢というか、自分にはあまり縁がないかなって思っていました。でも、ちょうど就職活動をしようとしたタイミングで、知人にミス・ワールドというコンテストがあることを教えてもらって。そこで日本代表になって人生が変わりましたね。 ――もしそこで選考に出ていなかったらどうでしょう。 田中:多分、地元で就職したと思います。大学卒業して、資格の学校に1年通っていて、その試験も終わってそろそろ就職活動に本腰入れるかなってタイミングで話を聞いて、すぐ応募して次の週には上京してました(笑)。両親とか目玉飛びでてましたね。えーみたいな。人生がガラッと変わりましたね。 ――国際的な女優になりたいという発言をされていたのですが、今後の目標は? 田中:海外のアクション映画に出演することが夢です! その為にアクションレッスンも受けてます。もちろん難しいとは思うけど、言ってたら女優の夢も叶ったので、いつか話がくるんじゃないかなって、つかめるんじゃないかなっていう思いを込めて言ってます。そうなっていけるように頑張りたいです。  今回のドラマでの女優デビューで、ぜひともまた有言実行し、人生をガラッと変えてもらいたい。 取材・文/日刊SPA!編集部 撮影/林紘輝
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