更新日:2017年06月27日 13:21
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空回りする日本企業のLGBT施策…当事者からの評判はあまりよろしくない!?

まだまだLGBTへの理解は過渡期

 このような状況に対し「日本の企業のLGBT施策にはもっと“遊び心”が必要」と指摘するのは、企業向けLGBT研修を行うレティビー代表の榎本悠里香氏だ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1274169
研修

レティビーが行っている研修は2部構成。1部ではLGBTの知識を伝える。

研修

2部ではワークショップを行う

「例えば、アメリカではバーガーキングがLGBTのイベント向けに『プラウドワッパー』という商品を作りました。これは既存製品をLGBTの象徴であるレインボーの包み紙で包み、その裏に“中身はみんな一緒だよ”と書かれているキャンペーンです。一方日本では、マクドナルドが男性から男性へのキスを罰ゲームとして描くCMを発表しネットで炎上しました」  とはいえ、悪いことばかりではないとも榎本氏は指摘する。 「マクドナルドのCMが炎上し、動画を取り下げたということは、翻せば日本がLGBTへの意識が高まってきているという証拠でもある。少しずつですが、進んではいるのではないでしょうか」 【榎本悠里香氏】 レティビー取締役。メディア「Letibee LIFE」の運営やアプリ開発、企業向け研修などのプロデュースを行う ― [LGBT施策]の光と影 ―
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