2人目:Aさん「心地よいシャッター音に惹かれて購入を決断」
2部に参加したAさん(40代・会社員)のカメコ歴は、なんと
2日目。なんでも撮影会の前日に、Nikonの“
D3400”モデルを
7万円でゲットしたばかりのニューフェイスだ。カメラに詳しい後輩とカメラの購入に向かった際、NikonかCanonで迷うも、「シャッター音に惹かれてNikonを選んだ」というエピソードを披露してくれた。
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撮影会の前日に買ったばかりというNikonのD3400
「カメラ歴なんてほとんどないに等しい、完全な素人です。これまで風景を撮ったりすることはありましたが、初めてグラドル撮影に参加してみました」
そのキッカケは「一度スタジオで撮影をしてみたかった」そうで、今回スタジオ童貞を捨てた彼の、今後の撮りまくりなカメコ人生に期待したい。
3人目:Iさん「シチュエーションに合わせてレンズにはこだわりたい」
昼からの部に参加のIさん(37歳・システム関係)のカメコ歴は今年で
9年目と、かなりの経験を持ちながらもはにかむような笑顔が印象的なシャイボーイ。中古で買ったNikonは、
定価5~6万円のモデルを半値で手に入れるなど、ソフトな見た目に反して、なかなか抜け目のない御仁の模様。
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スタジオでの個撮なので、汎用性の高いズームレンズを使用
「撮影会には月に1~2回参加しています。今回はスタジオ内での撮影なので、ズームレンズで適正な距離感を保ちながら撮影したいと思ってます」
外で団体撮影する際には望遠レンズも使うというIさん。今回は、近すぎず遠すぎない絶妙な距離感で、ベストショットを狙う。その目つきは、まさにハンターの如し。室内、室外や個撮、団体撮影などシチュエーションによって多彩なレンズを駆使する彼に、撮影会の魅力を聞いてみよう。
「モデルと会話を楽しみながら、普段のグラビアなどでは見られない素の表情を撮れるのが、撮影会の醍醐味ですかね。そういう意味でも、これらの写真は
僕らと彼女たちの共同作品と呼べるでしょう」
撮影した画像を眺めながらそう語るIさんの目は優しかった。
主催者かく語りき「じつはカメラ初心者のほうが多数です」
さて、ココまでカメコたちの取材を進めてきて、予想に反して
庶民的なカメラスペックという流れである。では、実際に普段参加しているカメコたちの多くはどのような機材スペックなのか、主催者側にも聞いてみた。
当日、受付業務から撮影ルームのセッティング、さらに現場の監督など、幅広い雑務を執り行っていた主催者の白井さん(仮名)。元々は雑誌の編集長を務めたこともあるほどの人物だが、現在は撮影会及びモデルの出演、顧客管理や予約状況の管理など、撮影会の運営全般を担当している。白井さんは、その実情についてこう言う。
「参加される方の中には本格的なストロボやリングライトを持ち込まれたりするセミプロのような方もいますが、
大半はデジカメのみ持参で参加される方ばかり。スタジオ内の設備もプロが撮影する仕様に仕上げながらも、アマチュアの方でも撮りやすいように心がけていますね」
イベントや内装のセッティングなども、常連の方でも飽きないような努力をしているんだとか。また、こちらの撮影会では、普段は雑誌で写真を撮っているプロのカメラマンがアドバイザーで控えている(今回は不在)とのこと。仲間内ではなかなか聞けない初歩的な疑問にも答えてもらえるそうだ。