「普通のAV撮影よりも頭が疲れる」アダルトVR動画の人気を支える現場努力とは?
また、VR撮影は「普通のAV撮影よりも頭を使わないといけない」そうだ。
「180°映像と360°映像とで違ってくるんですが、特に360°の映像を撮るときは、現場には男優さんと私の2人しか入れないので、タイムキープとかも含めて全部自分で考えてやらないといけないんです。VR動画は尺が短いし、動ける範囲も少ないので普通のAV撮影の時より体は疲れないんですが、頭の中は逆に疲れますね(笑)」
そういった現場努力もあって、クオリティが日々進化しているVRアダルト動画。大塚さんが最も思い出深い作品を聞くと、「やっぱり“潮吹き”の動画ですね」とのことだ。
「出来上がった作品を自分で見ても、『すごい迫力!』とビックリしました。本当に目の前に飛んできているみたいでしたから。でも、実際の現場では潮が飛びすぎてカメラにかかってしまい、慌てて自分からタオルで拭いたんですよ。『ごめんね、飛びすぎちゃったね』とかアドリブでセリフをいれながら(笑)」
ちなみに、前出のKMPでは今のところ、VR撮影を通常のAV作品の撮影と同じ日に撮影しているそうだ。
「VRアダルト動画は尺が短いので、通常の撮影タイムスケジュールの合間でも複数本撮れるメリットがあるんです。制作費の削減にもなるし、クオリティが担保できればそれでもどんどん売れる。だからほかのメーカーさんもますます力を入れていくと思いますが、やはり似たような作品ばかりだと飽きられる日が来る。今後はVR技術の進歩と二人三脚をしながら、いかに魅力的なシチュエーションを編み出せるかにかかってくると思います」
<取材・文/日刊SPA!取材班 取材協力/KMP(http://www.km-produce.com/kmp_vr/)>
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