“東大卒”が通じないから意味がある
蓮氏は、仮説と理論の構築とその実践を何度も繰り返し、最短距離でSEXする方法を編み出した。
――それらを知るためにはどうすればよいでしょうか?
蓮氏:仮説をたくさん集めて、それをひたすら検証していきます。例えば、最初の声かけの段階でも、道を聞いたり、上から目線で誘ったり、普通に挨拶してみたりと色々ありますよね。さらに口調を変えたり、狙う女のコのタイプを変えたりと、組み合わせを変えて試していきます。数をこなして体感で学んでいくしかありません。
勉強は机上だけでもできますが、ナンパに関しては理論の検証をする実技が求められます。
効率よく仮説検証のプロセスを繰り返すには、ナンパをするしかないのだ。
蓮氏:ナンパであれば、合コンや街コンなどと違って、1日に20人以上の女性を対象に検証することができます。また肩書きや経歴など、余計な要素によって自分が評価されている可能性も排除できる。
つまり、検証の誤差も減らせます。自分を客観的に女性から評価してもらえるのは、ナンパしかないのです。“東大卒”が通じないからこそ、ナンパには意味があり、自らのコミュニケーションスキルを高めることができるのです。
蓮氏は、仮説を試すときに重要なのは、「いかにダサくなれるか」だという。
蓮氏:恥ずかしいことでも果敢にチャレンジすべきです。私も、
これまでの経験人数や東大卒といった、自分のプライドは捨てています。毎回ゼロベースで対象者(女性)と向き合うことで純粋なサンプルを採取できます。
蓮氏の理路整然とした説明を聞くと、女性を口説くスキルを磨くためには、ナンパが一番の近道なのかもしれないと思えてくる。それでは、極めれば女性から脱ぎたてのパンティを貰えるという、東大式ナンパ上達法を紹介しよう。
【圧倒的信頼感を築く東大式ナンパ上達法】
①モテる環境をつくる
自分1人でナンパできないなら、コミュニティに入るのがオススメ。
灘や開成、筑駒の東大合格者が多いのは、生徒たちのポテンシャルもありますが、東大に行くモチベーションが環境的に整っているから。先輩が当たり前のように落ちこぼれから東大に受かっているのを見れば、自分も東大を目指せると思うものです。同じように、モテる人の近くにいれば、自分の周りもモテる環境に変わっていく。ライバルや仲間ができることでモチベーションも上がる。また、女性を口説くのにうまくいった方法や、新しい理論について意見交換ができるのも大きい。
②まずは小さな一歩を積み重ねる
はじめから連れ出しやセックスを目標にナンパするのではなく、「こんにちは」と一言声をかける、目を合わせて笑顔で会釈をするといったような、まずは小さなことを目標に設定するといい。
いきなり東大の入試問題に挑戦するのではなく、まずはセンター数学で満点を目指そう、といった小さな目標を立てる。同様に、小さな成功体験を積み重ねることで、ナンパに対する自信がついてくる。
②女性からのサイン(仮説の検証結果)を見逃さない
仮説を検証するために、女性の反応は見逃さないこと。自分に対して好感を持ってくれているかを判断できるようになるといい。ダメだったことはその理由を考察して反省する。また次のステップに女性を誘う際にも、この判断する能力が必要になる。
自分に興味を持つ、相手からのボディタッチ、自己アピールをしてくるなど、自分なりの判断基準を持ち、記録すること。
最後にどうしても気になって仕方がなかったことを聞いてみた。
――パンティを渡してしまった女性は、どうやって帰るのでしょうか。
蓮氏:ノーパンでそのまま帰っていきますよ。開放的になって喜んでいる女性もいますね(笑)
なるほど。もしかすると、街にはノーパンの女性が意外といるのかもしれない。
【蓮】
東京都出身。都内の中高一貫私立男子校を経て、東京大学卒業。東大内で開催されたナンパセミナーに参加したのをきっかけに、ナンパに目覚める。ナンパによる経験人数は現在300人。セックスした女性の生脱ぎパンティを集めるのが趣味で、現在は100枚以上所有している。ハーバードナンパスクールで講師も務める。
<取材・文/日刊SPA!取材班>