デジタル

スマホでお手軽「VRゴーグル」3選 高額&複雑な設定とは無縁!

歩き回りながらプレイでき、最上級の没入感を実現

 だがスマホVRゴーグルには、デメリットもある。前述したオキュラスリフトやプレイステーションVRと比べると映像の精細感や視野角などで劣る上に、リッチなゲームコンテンツは遊べない。そこで第3の選択肢として紹介したいのが、「HTC LINK(リンク)」。高性能なスマートフォン「HTC U11」専用のVRゴーグルだ。
HTC/LINK

HTC/LINK

 専用のコンテンツが用意されていて、映像がキレイ。その上、両手で握って使うコントローラー(モーショントラッカー)を備えているのが魅力だ。このコントローラーにより、ユーザーの手の動きが、VR空間の中で反映される。頭を左右上下に振る以外に、手の動きが加わることで、VR空間の中に自分が“居る”という実在感、没入感が高まる。それでいてスマホとゴーグルをつなげる以外のケーブルは不要で、体を自由に動かせるのだ。  まだ対応コンテンツが少ない点は不満だが、「HTC LINK」は、気軽に上質なVR体験を可能にしてくれる。今後のVRシステムは、こうしたスマホとゴーグルというシンプルな構成の製品が、主流であることを確信させてくれるモデルだ。
HTC/LINK のVR映像

スマホVRの組み合わせとして新しい体験ができる、ハイエンドな逸品。頭部だけでなく、両手の動きもVR上で再現。歩き回りながらゲームがプレイでき、高品位なVR体験を味わえる自由度が魅力のモデルだ。

 ゲームや360度映像から始まり、アダルト領域にも広がりを急拡大させているVR。まずは予算に応じて選べるスマホVRゴーグルを手にして、その没入感を体験してみてほしい。きっと新たな世界に魅了されるだろう! 【HOMiDO JAPAN/HOMiDO V2】 価格:1万円前後 スマホVRゴーグルとしては画期的に広い103度の視野角を実現。瞳孔間距離の調整もでき、快適なVR視聴が可能だ。スマホの着脱がしやすいのも◎。4~6インチのスマホに対応
HOMiDO JAPAN/HOMiDO V2のVR映像

GoogleのVR規格「Cardboad」の認定を受けているため、専用アプリ「idoga VR」のほか、YouTubeのVR映像も快適に見られる。

【エレコム/VRグラス スタンダード P-VRGR01】 価格:2500円前後 VRコンテンツを再生させたら、スマートフォンをスライドさせて装着。目幅を調節でき見やすい。4~6インチのスマホに対応。VRだけでなく、ARコンテンツも楽しめる。
エレコム/VRグラス スタンダード P-VRGR01 のVR映像

アプリ「Botsnew Player」を使うと、最適なVR映像が視聴可能。YouTubeのVR用以外の通常映像も、ゴーグル越しに見られる。

【HTC/LINK】 価格:2万9800円(ソフトバンク)、3万9800円(KDDI) 同社スマホ「HTC U11」と使うVRシステム。ゴーグル、センサーカメラ、コントローラーで構成。1080×1200ドット(片眼)の高精細と、110度の高視野角で最上級の没入感を実現する。
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