座間9遺体事件・白石容疑者と連絡をとっていた少女の告白「できれば、自分も殺してほしかった」
座間市の9遺体事件で、被害者9人の身元が判明した。だが、逮捕された白石隆浩容疑者(27歳)と接触していたのは被害者だけではなかった。
関東在住のフリーターAさん(17歳)は、白石容疑者と連絡をとっていた自殺願望者の一人。Aさんは「途中で怖くなって」白石容疑者との連絡を絶ってしまったが、事件後でも「できれば、自分も殺してほしかった」との思いを持ち続けていると語る。
Aさんは9月12日、ツイッターで<自殺って臓器移植?みたいなの適用できるのかなー?>とつぶやいた。するとほどなく「死にたい」というアカウントから<はい!>との返信が来た。この「死にたい」も白石容疑者の別アカウントとみられる。
その後、やりとりはツイッターのダイレクトメッセージ(DM)に移行した。
<自殺をお考えですか?>
<首吊りの道具と薬を用意しております>
白石容疑者は自殺の方法を教える気満々のようだった。
自殺願望が強まっていたAさんは<殺してもらえないですか?><首絞めて>と返した。
すると、<本気で言ってるんですか?>と問いかけてきた。
その後、無料通信アプリの「カカオトーク」でやりとりをするようになる。
Aさんが<首吊りで2回失敗しているから不安で仕方がないです>と書くと、
白石容疑者から<ちゃんと勉強すれば死ねます><痛い、苦しい、未遂になると言ってる人は勉強しないから楽に死ぬ方法がわかってないだけです>と立て続けにメッセージが寄せられた。
15日までの4日間やりとりを続けているうちに、白石容疑者からカカオトークで通話をしようと誘われたが、断った。また、直接会うこともためらった。
「(白石容疑者の)印象は、自分の話ばかりしている人で、振り回される気がして不安になったんです。またレイプされるんじゃないかと……」
実はAさんは、ネットで最初に会った男から性被害に遭っていたのだという。
「今年の1月、フェイスブックで知り合った“自称”医者の30代の男に強姦されたんです。部屋に入るといきなり態度が急変し、襲われました。抵抗したのですが、止めてくれませんでした。終わった後に部屋の外に出て、震えが止まらなかった」
「自殺をお考えですか?」と白石容疑者からのDM
1
2
![]() |
『週刊SPA!11/21号(11/14発売)』 表紙の人/ 中条あやみ 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
【関連キーワードから記事を探す】
V系バンドマンの“黒歴史”、変貌ぶりがSNSで話題に「本当は出したくない写真だったんです(笑)」
外国人観光客にも大人気「新宿東口の猫」の“稼ぎは億単位”だった…そのワケを担当者に聞く
“マスク詐欺”で話題のYouTuberが、14歳で動画投稿を始めて200万フォロワーを超えるまで「昔から人間観察をよくしていて」
トー横・病み界隈に“居場所”を求めた23歳女性が踏み出した一歩「欲望に忠実な人間なので(笑)」
「居眠りしてても年収700万円って……」29歳の新人市議が暴露する“地方議員のヤバすぎる現実”
2017年重大事件「座間9遺体事件」を新聞5紙はどう報じたのか?
ひろゆき「自殺者を減らすためにするべきことは、Twitter規制ではない」
座間9遺体事件、大手マスコミの取材方法に賛否の声――ネット時代の“メディアスクラム”問題
亡くなった父の火葬で「この金歯、売りたいからもらっていい?」――観察型サイコパスのドン引き発言
ググっても解らない「事故物件の探し方」…あえて住みたい人に教えます
元農水次官に刺殺された長男、ドラクエ10にログインしたまま死亡…ザオラル祭りの異様
三重・鈴鹿殺人事件の横山富士子容疑者(45歳)、若い男を二人も狂わせた魅力とは?
新幹線殺傷事件の容疑者はハイデガー『存在と時間』を読んでいた…凶悪犯の意外な愛読書
紀州のドン・ファンが、コンドーム販売から富豪になった商才とは
紀州のドン・ファン、女性4000人もどう口説いた?女で死を逃れた過去も