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銀座のクラブのお客様から学んだ「失敗を失敗で終わらせない方法」

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です

 新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗経営する、年商10億円の歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。第23回は「失敗を失敗で終わらせない方法」です。

失敗ばかりだった新人時代


キャバクラ 接客イメージ

※画像はイメージです(以下同じ)

 みなさんは失敗したときにどんな反応をしますか? 今回は、わたしの過去の失敗を振り返って、失敗したときにどんな反応をするのが正しかったのかを検証していきたいと思います。

 夜の仕事をはじめたばかりの頃の新人時代のことです。いつの時代も新人は席についてお酒を作るのが仕事なのですが、ウィスキーや焼酎の濃さがまるでわからず、「濃い」と言われたり、「薄い」と言われたり、本当に困りました。

 極めつけは、日本酒を水で割ろうとしてお客様に「このコ、お酒のこと全然わかってないんだけど、この店大丈夫?」とママが恥をかいたことがありました。その晩はママから大激怒されました。

 私はお酒が全く飲めないこともあるので極端なのかもしれませんが、この失敗をしたとき、私は恥ずかしさで顔が真っ赤になったのを覚えています。

 今、考えれば、お酒の作り方をインターネットで調べたり、誰かに聞けばよかったのです。しかし、当時の私はなるべく失敗がバレないように振る舞おうという悪い癖がありました。

何年経っても失敗から学べず……


クラブ 失敗しないためには、やらないのがいちばん。それに気づいた私は、席についたときなるべくお酒を作らなくてすむようボトルから離れて座るようにしていました。そのためお酒の作り方は何年経っても上達することはありませんでした。

 20年経った今でも、さしてお酒について勉強することもなく、たまにお酒を作ることがあっても「ぎこちないね」「新人さんみたいだね」と言われるありさま。こうして、お酒を作る技術は上達しないまま、失敗は失敗のままに終わってしまいました。

 次の失敗は、銀座のクラブに勤めていた頃、新しいお客様からの指名獲得争奪戦に負け続けたことです。

 銀座のクラブは新規のお客様が来ることはほぼありませんので、ホステスにとってご新規様はとても貴重な存在です。しかし、どうがんばっても指名を獲得することは叶いませんでした。私はどんどん自信がなくなっていきました。

 やがて、ご新規様の席につけてもらうのが申し訳なくなってきたので、「私が店にいても役に立たないので辞めます」と店長に言いました。

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「どうせ辞めるなら1回くらい指名を勝ち取って」

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