更新日:2022年12月28日 18:06
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夜の世界で学んだ「キャバ嬢のセクハラ対策」

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です。  新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗経営する、年商10億円の歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。第20回は「キャバ嬢のセクハラ対策」です。  最近、海外ではハリウッド女優がセクハラを告発したり、日本でもアラーキーの「ミューズ騒動」に続き、水原希子さんがセクハラを告白したり、福田財務次官がセクハラの音声を録音されるなど、セクハラに関するニュースがいっぱいです。  そこで今回は、キャバ嬢が日頃どんなセクハラ対策をしているのか、私の失敗談を元にお話ししようと思います。

夜の世界で、セクハラは日常茶飯事

セクハラ キャバ嬢は、居酒屋、カラオケ、パチンコ店といった一般的なアルバイトの約3倍以上の時給をもらえるのだから、ある程度のセクハラは自己責任で処理してくださいという風潮があります。  そのため、お客様も店の人間も、たとえセクハラを目撃したとしても大概は見て見ぬふりをされます。  個人的には、多少なりとも私のためにお金を使ってくれるお客様のセクハラはある程度黙認しますが、お金を使わないお客様には究極のセクハラ対策をします。  私がはじめて18歳で、キャバクラで働きはじめたときのことは、今も忘れられません。初日からセクハラのオンパレードでした。  そして、店の人間は誰一人としてセクハラ対策について教えてくれませんでした。 「エッチいつした?」 「オナニーするの?」 「君と浮気したい」  これらのセクハラ発言に、いったいどう答えたらいいというのでしょうか。私は、一度は聞こえないふりをし、それでもしつこいとだんだんイライラして、仏頂面でわざと全部正直に答えたりしていました。
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どうしたらセクハラ発言をされないのか?
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新宿歌舞伎町キャバクラ「アップスグループ」オーナー。株式会社アップス代表取締役社長。津田塾大学卒業。25歳のとき、当時勤めていた外資系IT企業をやめて、歌舞伎町にキャバクラを開業。現在、歌舞伎町にキャバクラを4店舗、銀座にクラブを2店舗展開するまでに。キャバ嬢の育成やキャバクラの立ち上げ、経営改善のコンサルティングなども行い、グループ年商は10億円にもおよぶ。著書『劣等感を力に変える 成り上がる女の法則』が発売中

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