恋愛・結婚

困った“純愛おじさん”が増えたワケ。LINEのハート印だけでメロメロに…

世界中で♯MeToo運動の高まりが続くなか、おじさんの性的暴行やセクハラが世間を騒がせている。その一方、「直接的なセクハラよりも純愛ごっこに興じるおじさんのほうがキツい」との声がある。

純愛おじさん事件簿

純愛おじさんが増えているワケ


 今、なぜ迷惑な純愛をしてしまうおじさんが増えているのか。その理由は「LINE文化の勃興にあります」とコミュニケーションツールの変化を理由に挙げるのが、サークルクラッシュ研究家のホリィ・セン氏だ。

「おじさんはLINEを使った1対1のやりとりに免疫がありません。女のコのほうは普通に接しているつもりでも、おじさん側は親密な関係だと勘違いする可能性もあります」

 返信にハートがついただけで、メロメロになってしまうおじさんも多いのでは? また、「おじさんは肉体的な衰えのゆえに、純愛を求めることになる」と分析するのは自身もアラフォーである、AV男優の森林原人氏。

「プロでも40歳前後になると、性欲の減退を感じます。気持ちの盛り上がりなど“前戯の前戯”がないと、Hできない世代なのでしょう。僕も現場で『自分のこと好きなのかな?』と錯覚させてくれないと、できないこともありますね(笑)」

 男たるものアチラのほうもいつまでも現役でいたい。純愛おじさんは、理想に肉体が追いつかない結果の産物だという。そんな肉体的な老いを感じ始める純愛おじさんを時代背景から考察するのが、マーケティングライターの牛窪恵氏だ。

「働き方改革が叫ばれるようになり、『人生、仕事だけではない』と考える人も増えました。ゆえに、恋愛も充実させたいという人も多いでしょう。しかし、アラフォー世代は就職氷河期の採用組。同僚が少ないため、ずっと仕事漬けでした。結果、就職後に恋愛をしてこなかった人も多く、不器用に純愛を求める人が多く出てきてしまっているのでしょう」

 ライターのマドカ・ジャスミン氏も同様の考えだ。

「仕事ばっかりしている世代なので、打算的な付き合いが多くなるんでしょう。そうすると、自分のメンタリティを評価してもらえないし、『自分のことが好き』という理由で一緒にいてくれる人がいなくなる。だからこそ、若い女性に癒やしを求めて、『純愛』してしまいます。そして、イタい純愛おじさんになりがちな人は、若い頃に遊んでいない人が多いですね」

― 純愛おじさん事件簿 ―




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