恋愛・結婚

40代トレンディおじさん、昔の恋愛テク“頭ポンポン”で女子に引かれる

世界中で♯MeToo運動の高まりが続くなか、おじさんの性的暴行やセクハラが世間を騒がせている。その一方、「直接的なセクハラよりも純愛ごっこに興じるおじさんのほうがキツい」との声がある。メロドラマのように恋愛を求める人から、バブルノリで口説く人、水商売の女性にガチ恋する人など、様々なタイプが存在する“純愛おじさん”の生態を調べてみた。 純愛おじさん

恋愛マニュアル熟読おじさん

出没スポット:銀座 ターゲット:ゆとり世代、さとり世代  自分が若かったころの恋愛マニュアル本を信念とし、時代錯誤な求愛行動で女性をドン引きさせる。そんな「恋愛マニュアル熟読おじさん」には、当然のことながら女性から冷たい視線が。 「43歳の上司は東工大卒が自慢で昔はモテたらしく、ビール腹のくせになぜか自信満々。飲み会のトイレで、急にドアをふさいで『この後二人で飲みに行っちゃおうよ?』とのセリフ。酔ったふりして無視しました」(23歳・IT) 「会社の飲み会で隣に座った44歳の先輩は、いきなり『かわいい』『惚れちゃいそう』などの言葉を連発。しまいには奥義“頭ポンポン”が出て笑いそうになった」(24歳・流通)と、そのトレンディなノリにイラ立つ声も。  また、「合コンに行かない女性に『ダメだよ~』と説教したり、資格を取ろうとする女性に『エステに行けば?』とムダな助言をする45歳上司。なんでこいつが出世したのか」(28歳・製造)など、数十年前の感覚からアップデートされてない前時代的なセクハラも。  しかし、昔は通用したモテ技も、時代が変われば風化するもの。 「目の前にいる女性にとって、自分がどんな存在なのか。その振る舞いでどう思われるのか正視できていないのが問題」(社会学者・文筆家の鈴木涼美氏) 「トレンディな男を気取るなら、今のトレンドを追うべき」と、ライターのマドカ・ジャスミン氏の厳しい指摘も。「恋愛は純愛から発展させていく」という固定観念に捉われず、時代と自分の感覚のズレをまずは認識したほうがよさそうだ。 ― 純愛おじさん事件簿 ―
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