雑学

「やばいな、これ。ひょっとして俺、死ぬ?」――世界23か国、2年と8か月も続けた「世界一周花嫁探しの旅」をやめる理由

約1年ぶりの連載再開! 46歳のバツイチおじさんによるノンフィクション巨編「世界一周花嫁探しの旅」、最新話が旅先より届きましたが……なんと今回が突然の最終回! 7か国目のインドでるりちゃんにフラれたところで物語はストップしていましたが、いったいバツイチおじさんの身に何が起こったのか? この最終回、あまりにも超大作のため、全3話にわけてお届けします!

英語力ゼロの46歳バツイチおじさんが挑む「世界一周 花嫁探しの旅」【第42話 さよなら、バツイチおじさん・前篇】

連載を楽しみしていた方々、大変申し訳ありません。前回の話から随分と時が経ってしまいました。その後、ずっとフラフラと世界を放浪していまして、もう旅が始まって2年と8か月が経過。今、23か国目のエジプト・南シナイ半島にあるダハブというバックパッカーが集まる砂漠の海辺の町でこの連載を書いています。
エジプトはラマダンの真っ最中で、昼間はレストランがほとんど開いてません。気温は40度。来週には45度を超えるそうです。乾燥しているせいか、水を飲んでも飲んでもあまり汗を書きません。おしっこもほとんど出ません。そのせいか少し体調が悪いです。
夜も暑すぎてろくに寝れません。自然環境が厳しく生きるのだけで精一杯です。今、キーボードを叩く指には蝿がたかっています。まぁ、インドで慣れっこになりましたが。ただ、この町はさすがバックパッカーの聖地だけあってドミトリーが一泊180円と安い。エジプトはとても物価が安く、インド並みの暮らしができるので、この町に滞在し、今回の連載を書くことにしました。

バックパッカーの聖地ダハブ 世界中の旅人が集まります

実は今回をもって「世界一周花嫁探しの旅」を一旦辞めることにします。なぜなのか? ここに至るまでにさまざまな思いがありましたが、そのお話をする前に少しだけ、南インド編でストップしている「旅の経過」について簡単にお話しします。ただし花嫁探しの旅については言及していません。その理由はこの「最終回の後篇」で書くことにします。

インドのヴァラカラビーチを旅立った後、ケララ州にあるアンマアシュラム(アシュラムとは精神的な修行をする場所)に滞在しました。『愛とは何か?』を知るヒントがそこにはあるとヨガアシュラムの友達に聞いたからです。そこには、アンマと言うスピチリュアなパワーを持つ女性が住んでいます。彼女は毎日ダルシャン(抱擁)をし、その愛の力で世界中の人々を救おうとしています。福島の大震災の時も現地を訪れ、多くの人に抱擁をしてあげたニュースでご存知の方もいるかもしれません。

海沿いの神秘的な場所にあるアンマのアシュラム

俺が滞在している間に、偶然にもアンマは滞在していらっしゃり、彼女への抱擁を求めて毎日1000人近くの人が集まっていました。1000人を抱擁するのに7~8時間はかかってしまいます。それでも彼女は惜しみなく抱擁を繰り返します。皮膚が擦れて痛くないのか? ストレスは溜まらないのか? 俺は彼女の体が心配になりました。

ラッキーなことに俺自身にも抱擁をしてもらうチャンスを頂きました。彼女に抱きしめられた時、なんとも言えない甘い香りが漂ってきたのと、抱擁慣れしている無駄のない動きが印象に残りました。プロっぽかったです。彼女が本当にスピリチュアルなパワーを持っているかはわかりません。ただ、彼女から慈愛の精神を感じることはできました。

その後、このアシュラムに一週間ほど滞在し、アンマの元で修行している人たちとお話をしました。そのなかで、頭を剃られた一人の日本人修行女性とお話しをさせていただく機会がありました。


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「あなたからは何かスピリチュアルなパワーを感じます」

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