雑学

年収750万円なのに貯金ゼロ…「何に使ったか分からない」赤字家計の特徴

3世帯に1世帯が貯金ゼロ――節約を意識し貯蓄している人たちからすると信じがたいが、日銀の金融広報中央委員会が調べた「家計の金融行動に関する世論調査」で報告されている’17年の調査結果だ。“貯まらない家庭”にはどんな傾向があるのか? そして、貯金ができない家庭にはどんな未来が待っているのか? 実際にお宅を訪問して判明した“貯まらない家族”の特徴を紹介する。

支出は夫婦ともに把握せず。赤字分はボーナスで補塡

…世帯年収750万円の実例

貯金0円の恐怖 「何に使ったかわからない金額が多いことはわかっています」

 そう反省するのは、専業主婦の野方洋子さん(仮名・37歳)。野方家は子供2人で、手取り月収40万円という一般的な家庭だ。

「4800万円で東京郊外に4LDKの一戸建てを購入して、毎月15万円ほど住宅ローンを返済しています。また、通勤は車が必要なエリアで自動車ローンで300万円の車を買ったので、月7万円ほど。返済し終わったら長く乗って、乗りつぶすつもりです。ケータイは長男には持たせていますが、家のネット代、固定電話代を合わせて、通信費2万6000円。固定電話は小学校の連絡網で必要ですが、やめることも考えています。保険も最近見直しをして、夫が働けなくなったときに毎月10万円が受け取れる収入保障保険4000円と個人年金5000円、私の医療保険3000円だけなんですけど……」

 ケータイは格安スマホにしたり、家の固定電話をやめたりと見直しの余地はありそうだが、そこまで無駄遣いしているわけでない。

「食費はネットスーパーで1万5000円ほど買い物していて、生協から毎週3000円の品がまとまって届きます。ネットスーパーも5000円以上買えば送料無料になるんです」(野方さん)

貯金0円の恐怖

食費はネットスーパーと毎週届く生協

 消費生活アドバイザーの丸山晴美氏は「生協の定期便は不要なものも多いのでやめて、ネットスーパーに一本化を」と指摘。また、野方家で最も問題なのが、多額の使途不明金の10万円だ。

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何に使ったかわからないが月10万円の赤字が…

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