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「剛力彩芽にファンいるの?」発言で、改めてファンに聞いた「剛力どこがいいの?」

 ファッションモデルや女優など多方面で活躍する、オスカープロモーション所属タレント、剛力彩芽(25)のインスタグラムが波紋を呼んでいる。  騒動の発端となったのは、7月16日、剛力が笑顔でサッカー ワールドカップのマフラータオルを掲げる写真を自身のインスタグラムに投稿し、ワールドカップ決勝戦を現地ロシアで観戦したと発信したこと。この投稿のわずか2時間後に、剛力との交際を公言していたZOZOTOWN運営会社スタートトゥデイの社長、前澤友作氏(42)が同じような構図の写真をインスタグラムに投稿し、さりげなくワールドカップ観戦デートをアピール。  続けて前澤氏の自家用ジェットでロシアに向かったことなどを投稿したところ、一連の行為がファンをないがしろにしているのではないかと非難が殺到したのだ。その後、剛力は22日にインスタグラム上で謝罪を行い、それまでの投稿を全部削除するという事態に発展したのだった。

私の投稿やコメントで応援してくださっている皆さまに、ご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。 大先輩の皆さまも気にかけてくださっているのを報道で目にしました。ありがとうございます。 皆さまからのコメントもしっかりと読ませていただいてます。 厳しいご意見やアドバイスを真摯に受け止め、自分の考えをまとめました。 改めて、私はお芝居が大好きです。 お芝居を仕事にさせていただけていることは自分の夢でもあったし、実際に数々のお仕事をいただく中で、たくさんの貴重な経験と勉強をさせていただきました。 ただ、このままではいけないという強い危機感も持っています。 演じるという技術的な面の成長だけではなく、人間的な内面の成長をしなければ、本当の意味での自分の目指す役者にはなれない、と日々感じています。 そんな中、いろんな意味で想像の斜め上をいく発想や行動をする彼と時間を過ごさせてもらっています。 ついていくのにも必死で、新しく勉強することもいっぱいです。 皆さまが想像する通り、住む世界が違うなと感じることも正直ありますが、私にできるサポートは全力でしていきたいと思います。 彼と過ごす時間の中で、すでにたくさんの普段経験することのできない体験や、出逢うことのない人との出逢いがあります。 そんな一瞬一瞬を大切に感謝しながら、その経験が自分の成長に繋がっていくように毎日を過ごしていきたいです。 今、私がここにいられるのは、紛れもなく皆様のお陰です。 与えていただいた環境やチャンスを無駄にせず、お仕事でもプライベートでも自分のできることは諦めずに全力で吸収しやり遂げ、足りないところがあれば勉強し、少しでも皆さまの笑顔につながるようなことがしたい、というのが今の私の答えです。 自分の正直な気持ちを伝えることにまだまだ慣れていませんが、これからのインスタでは、飾らないありのままの私を見ていただけたら嬉しいです。 役者としてプライベートを見せることがどうなのか、という考えもありますが、自分の身の周りに起こる出来事は自分のお芝居とも表裏一体で、人間的な成長にとっても大切な要素です。 そんな一瞬一瞬を感謝の気持ちで投稿できたらなと思います。 それから、今までのインスタ投稿はこのあとすべて削除します。 心機一転のつもりです。 今までの投稿にいいねやコメントをくださった皆様ありがとうございました。 引き続き 新・剛力彩芽 をよろしくお願いします。

剛力彩芽さん(@ayame_goriki_official)がシェアした投稿 –

 しかし、ことはそれだけで収まらず、剛力批判とも取れるコメントを発表する著名人まで登場し、さらに混迷を極めることになってしまった。  特に物議をかもしたのが、24日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で社会学者の古市憲寿氏(33)が放った「剛力さんの熱心なファンっていたんですか?」という一言。このあと、“剛力のファンが熱愛に怒ってるんじゃなくて、関係ない人が金持ちに嫉妬しているのでは?”という主旨の発言が続くわけだが、「ファンいたんですか?」のインパクトが強すぎた。  スタジオでも即座にフォローの声が挙がっていたが、その後、ネット上には少なからず古市氏の発言に共感してしまった人もいたようだ……。たしかに、剛力に対して「ごり押しタレント」というイメージをもっている人も多いのかもしれない。ただ、「ファンがいるのか?」などという発言は彼女のことを知らないから出る言葉だろう。  筆者も剛力ファンの一人として、声を大にして言いたいが、剛力彩芽は非常に魅力的な女性なのだ。ということで、今回は彼女の軌跡を追いながら、その魅力について解説していきたい。

「ごり押し」イメージの裏に光る魅力

 女子中高生向けファッション誌「Seventeen」(集英社)の専属モデルだった剛力が、脚光を浴びるようになったのは2011年のこと。月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)への出演を皮切りに、ドラマやCM出演が激増し、よくも悪くも注目の存在となった。  特に話題となったのが、2013年放送の「ビブリア古書堂の事件手帖」(フジテレビ系)の主役に抜擢されたことだ。本ドラマは同名の小説を原作としているのだが、小説内で描写される主人公は眼鏡にロングヘアで人見知りの物静かな女性。ショートヘアでイメージも正反対の剛力を起用するのはごり押しにも程があると、原作ファンからは猛バッシングを受けることとなったのだった。  案の定、ドラマは当時の月9歴代最低視聴率を更新してしまうことになったが、その一方で、 「もの静かな役柄だからときどき映る横顔の造形の美しさが際立っている」(40歳・男性) 「モノトーンの地味な服装なのに野暮ったくならないから、本当に美人なんだなあって」(35歳・女性)  など、剛力の美しさを称賛する声も多かったという。  とはいえ、剛力はその後も多くのドラマや映画で主演を務めたが、なかなか視聴率はふるわず……。一部週刊誌の報道では「低視聴率の女王」などという不名誉なあだ名までつけられてしまった。しかし、 「なんでもかんでも主演ばっかりやらされて、ある意味かわいそう」(25歳・男性)  と、やたら主役にキャスティングされる剛力に対する同情の声も少なくない。  また、2013年には1stシングル「友達より大事な人」(ソニー・ミュージックレコーズ)で歌手デビューも果たしている。 「口パク丸出しのアイドルが多いなかで、キレキレのダンスを躍りながら一生懸命歌っている姿を見て、いっきに好きになった」(34歳・男性)  といった具合に新規ファンを獲得した歌手業。歌自体は、お世辞にも飛びぬけて上手いわけではないかもしれないが、ミュージックビデオの中でも披露したプロペラダンスが大きな話題を呼んだ。というのも、剛力にとってダンスは5歳のころから続けている特技中の特技で、バックダンサーもそのハイレベルさに舌を巻いていたという。
剛力

剛力彩芽の1stデビューシングル『友達より大事な人』(ソニー・ミュージックレコーズ)ジャケット

「友達より大事な人」はオリコンで最高7位、YouTubeに公開されたミュージックビデオも数日で100万回再生を叩き出す絶好調っぷり(2018年7月26日現在、2100万回再生超え!)。  ライブやイベントでも圧倒的なパフォーマンスを見せつけたことで、事務所側はこちらの方向性に活路を見出そうとしたのだろう。2015年9月に4thシングル「相合傘」をリリースした際、女優業休業を宣言……したものの、同年12月には、ドラマ「ジャングル・フィーバー」(NHK)で主演を務めることを発表。たった3か月の休業となってしまい、けっきょく剛力は振り回され、迷走しているイメージを残すことになってしまった。とはいえ、つまるところ、これまでの剛力は「光るものを上手く活かせなかった」のかもしれない。
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ファンも芸能人も惚れ込む人柄のよさ
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