今すぐSNSをやめた方がいい炎上文化人は誰だ? 山本一郎氏がズバリ
剛力彩芽のインスタ炎上は鎮火の気配すらみせず、“炎上女王”こと辻希美は「(炎上は)しょうがない。もう諦めてる」と開き直る――。世間を騒がすSNSを巡る炎上劇だが、ニュースで取り上げられるたびに「もうやめればいいのに……」と食傷気味の視聴者も多いはずだ。
この意味で、例えばはあちゅう氏や堀江貴文氏のような意図的な炎上に対して「やめればいいのに」という言い分はお門違いのお節介に過ぎない。むしろ、燃えなければ忘れられて死んでしまうことを怖れるからこそ、わざと過激なことを書き続けていくのが“飯のタネ”なのだ。
その一方で、皮肉なことに、意図せず燃える“真の炎上”はレアキャラ化するという現象が巻き起こっている。
山本氏は「ネットウォッチャーとしては貴重な存在ですが、本人のことを思えば、彼らこそ即刻辞めるべき」と忠告する。
「たとえば、コピーライターの糸井重里さん。昨年末、『世界一のツリープロジェクト』を立ち上げたものの、『阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂にかこつけて金儲けか!』と大炎上しました。
糸井さんも意図しない炎上ですから、批判に対して過剰な反応をしてしまう。律儀にコメントにいちいち攻撃的な返信をして、削除するものの、魚拓を取られてさらに燃えるという伝統芸を見せてくれました。
糸井さんは業界の大御所だし、才能と実績を兼ね備えた人物でもありますが、おそらく一般の方との対等なコミュニケーションが致命的に向いていないのだと思います。彼が素のコミュニケーションをしようとすると、本人にその気はなくても、どうしても上から目線に見えてしまう。まあ、“素人が何を言っているんだ!”と激高するくらいなら、最初から一般に向けて情報発信しなければいいのに……という話でもありますが。
糸井重里という人物は想像以上に『人間臭い』ことがわかった一件ですが、人間性や考え方の問題である以上、SNSを続ける限り、同じような炎上が繰り返されるでしょうね」(山本氏)
だが、「彼らはやめないでしょうね。そもそも話題を作り、忘れられないようにわざと過激な言葉を並べることで意図的に炎上させているわけで、それは本来の意味での“炎上”とは呼べませんから」と語るのは作家の山本一郎氏だ。 「“炎上芸”と言われるように、SNSでの炎上は、もはやセルフプロデュースのツールとして捉えられるようになりました。炎上芸を仕掛ける方は、100人中100人がファンになって欲しいと思って投稿しているわけではありません。 アンチがボヤを起こして観客が集まってくる中で、その1割でもファンになってくれればいい。どんな極論でも、全員がバッシングしているように見えて、中には『よく言ってくれた』という人もいる。今はコミュニティビジネスなどマネタイズも多様化していますから、とにかく人目について、その中から信者が1人でも引っ掛かればいいという地曳網漁みたいなものです」
SNSをすぐ辞めるべき第1位は、糸井重里氏
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