雑学

「野宿」ってツライのか? 実際に寝てみた

 一向に上がらない給料、増え続ける税負担。終身雇用も崩壊し、気を抜けばいつ路頭に迷うかもしれない世の中だ。そこで、もしものときのために「衣・食・住」すべてを0円で揃える究極の生活をシュミレーション――。今回は「住」編の“野宿”だ。

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究極の光熱費節約術「野宿」に挑戦してみた


 生活の拠点となる「住」は、家賃・光熱費を極限まで突き詰めると、行き着く先は“野宿”しかない。旅コミ誌『野宿野郎』編集長である、かとうちあき氏に“野宿の極意”を学びに行った。

「野宿の必需品は虫除けスプレー、段ボールくらいですね。いまの時期なら冬場のように分厚い寝袋や防寒着はいらないので本当に楽チンですよ~」

 こともなげにそう語るかとう氏だが、今年は殺人的ともいえる記録的猛暑だった。暑さはどうしのぐのか?

「河川敷や噴水付近など、水辺は比較的涼しいです。あとは風通しがいい場所。ジャングルジムの上など、多少高さがある場所は快適ですね」

 そんなレクチャーを受け、段ボール片手に向かったのは東京の代々木公園。園内を徘徊すること約1時間、高さがある場所は見当たらなかったものの、かとう氏の助言に従い噴水横のベンチに陣取ってみた。

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多少の蒸し暑さは否めないものの、風があるぶん閉め切った室内よりははるかに快適。周囲の雑音もむしろ心地よく感じてくる

 虫除けスプレーを全身に散布し、段ボールに寝そべって夜空を見上げてみる……自宅では到底味わえない開放感。なかなか悪くないではないか! 快眠とは言えないが始発まで大きな問題なく寝ることができた。この夜の園内の気温は28℃。しかし風があるぶん、クーラーなしの部屋で寝るよりも暑くなかった気がする。

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痛飲して終電を逃しても安心!

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