恋愛・結婚

おっさんに自分のパンチラ写真を売る元女優の派遣女子「結婚したらスッパリやめる」

背に腹は代えられず、パンチラ写真を売ることに…

 その当時は、「気持ち悪いおじさん」以外の感情をもたなかったが、背に腹は代えられない。Nさんに対して「パンチラってどの程度のヤツですか?」と自らメールを送った。 「すぐに返信がきて『最初は見えるか見えないかでいいし、お任せするよ』と返ってきたので、ちょっとホッとしましたね」  試しに、本当にギリギリでほとんど見えていないぐらいの写真を送ってみると、Nさんは翌日キチンと亜矢子さんの口座に3000円を振り込んできたそう。 貧困「それから、だんだん感覚がマヒして、今ではモロにパンツが映った写真を月に15枚程度送って4~5万円もらっていますね。自分への投資だと思って、服や化粧品、下着や美容院代に使っています。あ、彼との交際はもちろん順調ですよ」  女優志望だった亜矢子さんは、今ではすっかりエロい女になりきって自分のパンツ姿の自撮りをしているそうだ。「彼氏と結婚したら、こんなことはスッパリやめる」と言いつつも、まだやめられそうにない。  少し生活に余裕が出てきたが、貯金はゼロだという。その場しのぎで稼いでも根本的な解決にはなっておらず、もしも彼にフラれてしまったらどうするつもりだろうか。亜矢子さんを見ていると、思わず心配になった。<取材・文・イラスト/鈴木詩子>
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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