セクハラ疑惑をかけられた男性は実はゲイだった。過剰すぎる企業のセクハラ対策を「ゴー宣道場」師範が解説
『ゴーマニズム宣言 2nd Season』の単行本1巻を12月12日に上梓する漫画家・小林よしのり氏は、2010年4月から「ゴー宣道場」という公開討論の場を設けている。すでに78回(12月9日現在)もの討議を重ねており、2018年は憲法問題、特に「権力の暴走を縛り、侵略戦争をさせないための立憲的改憲」の必要性について、集中的に討議してきた。
現在、この「ゴー宣道場」には「師範」と呼ばれるいわば「レギュラー講師」が4名いる。さまざまなジャンルの専門家が集まって、ときにはゲストを招きながら種々の社会問題について討論を重ねているわけだが、師範の1人である作家・ライターの泉美木蘭氏は、どのようにして「ゴー宣道場」の師範になったのだろうか?
「2011年の震災のあと、東北に取材に行っていたんですね。それで評論家の切通理作さんに誘われて、『ゴー宣道場』のネット番組でゲストとしてその報告をしたんですよ。その後、小林先生とご縁があり、『ゴー宣道場』のブログを書きませんかと声をかけていただいたんです。好きなことを書いていいならと、お引き受けしましたが、当時の私は、右翼と左翼の区別もつきませんでした(苦笑)」
「ゴー宣道場」のブログを書き初めてから約1年後、泉美さんに転機が訪れる。
「堀辺正史師範が健康上の理由で引退されることになり、小林先生に堀辺師範の代わりに登壇しないかと誘われたんです」
だが、そのときの立場は「師範」ではなく、「研究生」。小林氏も、参加者に「ヘンテコな人」として泉美を紹介したのだ。
「小林先生が当時AKB48にハマっていたからでしょうね(笑)。『研究生』だった私の役割は、簡単に言うと登壇者と参加者の『橋渡し役』。小林先生たちは、知識人と一般の方の”知識の剥離”を解消したいと考えていましたが、公開討論の場だとわからないことを素直に聞きづらいですよね。そこで私が質問をしてほか登壇者の方に答えてもらうことで、参加者の理解を深めてもらうという狙いがありました。それに、小林先生は『ボケ役』としても期待をしていたみたいです(笑)」
しかし、根っからのライターである泉美氏は社会問題の勉強に取り組み、「モリカケ問題」では、メンバーの誰よりも早く、深く調査を行い、次々にブロクで記事を展開。いつしか「木蘭探偵事務所」と呼ばれるようになり、「師範」へと”昇格”した。
「師範に選んでいただいて光栄でしたが、師範になった後、母親に『あんた右翼なの?』と心配されて(苦笑)。どうやら母親は、『小林先生と交流がある=右翼では?』と知人に吹き込まれたようです。母親には『そんなことないよ!』と答えておきました」
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