年収700万円台と1000万円台のサラリーマンを比較。違いは?
また、ヘッドハンターの夏目俊希氏は、これまで接してきた高所得者の姿を踏まえ、こう分析する。
「彼らは、年収1000万円はゴールではなく、あくまでも『結果としてついてきた』通過点だと認識している傾向があります。実際に年収800万円を突破した人はその後あっという間に1000万円、1200万円と年収を伸ばしている人が多い。年収800万円を超えられるだけの働き方やスキルが一度身につけば、年収の伸びはもちろん、より高年収までひと続きになっているのです」
言い換えれば、年収800万円を突破しさえすれば、年収1000万円への展望が一気に開けるということ。
「1000万円台のほうが平均勤務時間が1時間以上長く、副業をやっている割合も転職回数も少ない。高年収の人は切れ目なく本業に集中し、きちんと成果を上げている人たちです」(午堂氏)
Q2~5のように比較していけば、年収800万円の壁を破り1000万円に到達した人たちと、年収が伸び悩んでいる人との違いが見えてくるわけだ。
【米国公認会計士・午堂登紀雄氏】
不動産コンサルや教育関連事業、講演活動など多岐にわたって活躍。『年収1億を稼ぐ人、年収300万で終わる人』など著書多数
【人材コンサルタント・田中和彦氏】
人材採用・教育研修・モチベーション戦略などをテーマにコンサルティングを展開。著書に『年収1000万円を超える人の共通点』
【ヘッドハンター・夏目俊希氏】
ピープルディレクション代表。1万人以上をヘッドハンティングし成功に導く。セミナーなどビジネスコーチングにも精力的
※都市部(関東1都3県)在住の35~49歳サラリーマン「年収700万円台」250人、「年収1000万円台」250人に調査。調査期間は2018年11月24日~28日 アンケート協力/エコンテ
― 年収800万円の壁を超えろ! ―
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