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堀ちえみが“舌がん”を告白…高まる40~50代の三大疾病リスクとは?

 昨年、女優の樹木希林や漫画家のさくらももこが相次いでがんで亡くなり、今年1月13日には「LUNA SEA」のボーカル・河村隆一が肺腺がんの手術を行ったことを発表。今月19日にはタレントの堀ちえみがブログでステージ4の口腔がん(舌がん)を告白した。

三大疾病

三大疾病のリスクが高まる40~50代


 厚生労働省発表の「死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率」によると、’17年度の日本人の死因は1位が悪性新生物(がん)、2位が心疾患(心筋梗塞など)、3位が脳血管疾患(脳卒中など)という結果で、がんをはじめとする三大疾病は、最も身近でかつ、死の危険性が高い病だといえる。

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<日本人の死因(’17年度)>
悪性新生物 27.8%
心疾患(高血圧を除く) 15.2%
脳血管疾患 8.2%
老衰 7.6%
肺炎 7.2%
その他 34%
※数値及びグラフは「e-Stat」に公表されている政府および厚生労働省発表の「人口動態調査」より作成
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 がん哲学外来理事長の樋野興夫氏は、現状を次のように語る。

「日本人の2人に1人はがんになり、そのうち3人に1人が亡くなっています。数で言うと毎年約37万人もの人が亡くなっているということを考えると、誰もが発症しうる病だと言えるでしょう。特に40代男性が罹りやすいのは大腸がん、肺がん、胃がん、もう少し年を重ねると前立腺がんです」

三大疾病

年代別死亡数(悪性新生物)

 続いて死因第2位の心疾患は発症から治療までが一刻を争う病。循環器内科医の及川裕二氏が改めてその死のリスクを語る。

「心筋梗塞などで心肺停止になった場合、血流が止まった瞬間から細胞の壊死は進行するので、1秒でも早い蘇生処置が求められます。急性心筋梗塞の死亡例は80%が発症から24時間以内、うち60%は病院到着前に亡くなっています。一方、専門設備のある病院に到着後の死亡率は5~10%です」

三大疾病

年代別死亡数(心疾患)

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後遺症の危険性も高い病、脳血管疾患

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