更新日:2019年08月04日 16:24
仕事

40歳で脳梗塞に。後遺症とリハビリの壮絶な日々

リハビリ

日常にソフトランディングすることが大切

「病後に多くの他の当事者の方と話して、『自身も周囲も障害に気づかないまま、無理に頑張ってはくじけて』を繰り返す例が多いことを知りました。これは『骨折に気づかないまま走ろうともがき、複雑骨折になって血まみれでもまだもがき続けている』ような残酷な状況。  自分にどんな障害があるかを把握して、それに合わせて環境を調整し、日常にソフトランディングすることが大切です」  鈴木氏は症状を言語化して整理することから始めたという。我々もそのとき、襲ってきた現実を直視する勇気を持てるだろうか。 【鈴木大介】ルポライター 裏社会や犯罪、貧困の現状を精力的に取材、執筆するほか、漫画原作者としても活動し、’15年の夏に脳梗塞を発症。著書に『脳が壊れた』(新潮社)ほか多数
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