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「生徒=お客」の学習塾、女性講師を困らせるセクハラ小学生も…

自分を“選ばれし者”だと思い込み、勉強しない

 地元で名門と呼ばれる私立中学校から、全国レベルの難関校を狙う女のコがいた。 「でも、とてもダメなんです。すごく聞き分けが良くて、礼儀正しい子なのに、恐ろしく集中力がない。いつもボーっとしていて、まったく勉強する気が感じられないんです」 塾 だというのに、有名高校への進学が当たり前だと考えているようだった。 「名門私立とは言っても、あくまで地域レベル。親が少々リッチなら入れるんです。なのに、彼女は“選ばれし者”だと思い込んじゃったみたい。『私の中学校からなら簡単に入れるはずです!』って」  同僚たちも彼女の意味不明な自信に辟易。もはや勉強ではなく、自身の学力の足りなさを教えるのが業務になっていた。 「結局、ご両親の判断で、間違いなく入れる高校だけに願書を送り、彼女の望みとは程遠い学校に進みました。基本的には素直な子だったので、もっと身を入れて勉強すれば伸びたと思うんですが」  しかし、A子さんを最も困らせた生徒は、この2人ではない。
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セクハラ三昧の男子小学生
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