雑学

“花見ピザ”利用者急増の陰で、宅配ドライバーから嘆きの声…

“花見ピザ”利用者急増の陰で、宅配ドライバーから嘆きの声……

内実を知ると、花見会場で目にするドライバーの見方も変わってくる(写真はイメージです)

 東京では平年より5日早い3月21日に開花が宣言されるも、その後はゆっくりとしたペースが続き、満開ラッシュは今週後半と予想されている。天気の状況が心配されるところではあるが、今週末にお花見を計画している人も多いことだろう。

 花より団子の例えどおり、家族、恋人、仲間との花見に酒、料理は欠かせない。そして近年では、ピザなどの料理をケータリングするサービスが盛んだ。花見会場で、大手宅配ピザチェーンの従業員の姿を見かけた方も多いだろう。外であっても保温問題を気にせず、手軽に熱々のピザを食べられるとあって、「花見でもデリバリーを頼める」ことを知った花見客を中心に、利用者は増え続けているという印象がある。

 しかし、野外へのデリバリーゆえのトラブルは尽きないようで……。宅配ピザドライバーのOさん(25歳・宅配ドライバー歴/5年)は以下のように語る。

「事前予約の方は、花見会場の入り口や目立つモニュメントの側など、あらかじめ受け渡し場所を指定して、相手もそれを想定して花見をする場所や時間を設定しているのでトラブルは少ないです。問題が起きやすいのは、当日、花見会場から直接ピザを注文するお客さんですね」

 Oさんの店では、まだ当日宅配を受け付けているが、お店によっては当日宅配をやめる店舗、また他チェーンも多いという。いったい、どんなトラブルが多いのだろうか。

「多いのが受け渡し時のトラブルですね。『入り口にお越しください』と事前にオペレーターから伝えているはずなのに、現地に行って電話をかけると『こっちまで持ってきてくださ~い』とかザラです。そこで押し問答しても時間のムダなので『わかりました。どちらですか?』と聞いて、お客さんの道案内を頼りにオリエンテーリングが始まります。こちらもだいたい花見会場の全体図は把握しているので、説明ヘタでもなんとか辿り着けます。近づいたら手を降ってくれたり、『前で赤い服を着てるのが僕で~す』とか言ってくれればマシです。ただ、思い出すのも腹立たしいお客さんが過去にはいました」

次のページ 
オラオラ系の客から理不尽な対応を求められ……

1
2





おすすめ記事