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うつ病かもしれない部下にどう接する?不調に気づくチェックリスト

 経営陣と一般社員を繫ぐポスト、管理職。4月1日から実施された「働き方改革」や、「プレイングマネジャー化」など、受難の時代を迎えている管理職の悩み&解決法を具体的に解説しよう。

ありえないミスを連発する部下 うつ病の疑いで強く指導できない

 後回しにしてしまいがちなのが「部下のメンタルケア」だが、的確に対応しないと、取り返しのつかない事態を招くこともある。課長クラス(課長・室長・マネジャー)の役職に就く30~50代の男性300人(調査は3月18日~22日)にアンケートした結果でも76人が悩みと答えているが、接し方について、社会保険労務士の平田純一氏は次のように語る。 「うつ病の場合、過剰な声がけは本人にプレッシャーを与えてしまうので避けたほうがいい。『ケチな飲み屋』というチェック方法があり、欠勤や遅刻、ミスを連発などデータの裏付けを取った上で、声をかけるのがいいでしょう。『大丈夫?』と聞くよりも、『週末、何をして過ごしていた?』と、休日の活動ぶりを尋ねる。『ずっと寝ていました……』など活動性が低下している場合は要注意です」 <ケチな飲み屋サイン> 「け」=欠勤(特に休み明けの欠勤) 「ち」=遅刻・早退 「な」=泣き言を言う 「の」=能率の低下 「み」=ミス(特にケアレスミス) 「や」=辞めたいと言いだす ※下から上にいくほど、うつ病のリスクが増していく。 「『辞めたい…』とボヤくぐらいは、まだ自分から活動できている証拠。無断の遅刻、欠勤が続くのは危険状態、病院の診断を」(平田氏)  もしも不調を発見した際には、「なるべく早い段階で、産業医やカウンセラーなど第三者に繫ぐのが一番です」と産業医の大室正志氏。  また現代では大きなメンタルの問題の一つに、ADHDやアスペルガーなどの“発達障害”が疑われる部下を受け持つことも多い。どのように対応すべきか。人材コンサルタントの午堂登紀雄氏は次のような対応策を話す。
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人間は誰しも得手不得手がある
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