「無能なのに、なぜか一目置かれている会社員」に共通している8つの特徴
企業再生コンサルタント兼プロ経営者の中沢光昭と申します。コンサルティング会社や投資ファンドに長く勤めたあと、業績の悪い会社をよくするために、コンサルティングだけでなく、クライアントの要望に沿うために、雇われ経営者も投資家も同時に行い続けております。
会社の非常時になって改めてむき出しになる会社員の欲や栄枯盛衰の実態をたくさん見てきました。実際に目の当たりにした情報をもとに、会社員にとって実効性のある情報をお伝えしたいと思います。
会社組織で働いていると人事評価は結果重視であろうが、プロセス評価重視であろうが、人が人を裁く以上、不公平感はつきものです。
同じ制度の下で同じような能力と経験値を持った人が複数いた場合、同じように評価されるはずですが、実際にはそんなことは珍しい。所属している部署や担当している業務によってもブレますし、上司の性格によってもブレてしまいます。
ただひとつ、どんな制度であってもいえるのが、仕事の機会や周囲から助けられる機会に恵まれている人は何かにつけ有利ということ。それは単に評価だけでなく、「居心地のよさ」なども含めてです。
そして、必ずしも優秀であったり、キレ者と見られていたりする人がチャンスに恵まれるとも限りません。アホっぽいとかいじられキャラだったりする人が、なぜか機会に恵まれることは多々あります。
同世代の同僚、特に優等生にとっては「なんであいつが?」と嫉妬の対象になるかもしれません。えてして当人は気にもしていないことが多いですが……。
今回はそんな能力は高くないはずなのに、なぜか周囲から一目を置かれて仕事のチャンスに恵まれる会社員の特徴を挙げていきます。
いつの時代も人事評価に不公平感はつきもの
優秀な人だけにチャンスが与えられるわけじゃない
株式会社リヴァイタライゼーション代表。経営コンサルタント。東京大学大学院修了後、投資会社、経営コンサルティング会社で企業再生などに従事したのち、独立。現在も企業再生をメインとした経営コンサルティングを行う。著書に『好景気だからあなたはクビになる!』(扶桑社)などがある
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