40代の転職でも待遇アップはできる「週休3日、月収3万アップ」の例も
また管理職以外でも、転職でより自由な働き方を手に入れる人が増えている。通販会社でウェブデザイナーの仕事をしながら漫画家を目指していた小野京子さん(仮名・40歳)は、新興のウェブ広告代理店に転職。勤務は週4日に減り、月給は3万円アップした。
「前職は副業も認められず、週5日の勤務で終電を逃すこともあり、マンガを満足に描く時間もありませんでした。今の仕事は個人事業主の形での出向。転職する際、この労働形態以外に希望に合う選択肢がなかったからですが、休みたいときに休めて定時に帰れるので、今ではよかったと思っています」
久留米大学商学部の塚崎公義教授は「労働力不足は日本の雇用問題も解決していくはずです」と話す。
「大企業の組織の煩わしさを嫌い、中小企業へと移る人もより増えるはずで、大企業の役職定年者で中小企業に転職する人はすでに多くなっています。人生100年時代の今、大企業以外では高齢者の採用もかなり増えていくと思います」
― 転職[40歳限界説]はウソだった ―
―[転職[40歳限界説]はウソだった]―
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