更新日:2023年03月28日 10:53
恋愛・結婚

夫名義のカードで月50万円散財する妻。離婚しようとしたら…

財産を取られた夫はどうした?

「翌日、会社に出社すると、妻から鍵が送られていました。トランクルームの鍵で、僕の荷物が全て入っていたのです。家の鍵を交換したのは時間稼ぎのつもりだったんでしょう」  妻は君島さんが離婚に向けて着々と準備していたことを知っていたのだ。 「浪費家の妻には、慰謝料を相場より少なく払ってもいいと弁護士に助言されていました。妻はそのことを薄々察していたのか、金になるモノを売り払ったと推測します。僕の口座の金は慰謝料でしょうか。それにしても、さすがに予想外の展開でした」 爽やか その後、2人は離婚。夫婦といえども、勝手に夫の口座から金を引き出す行為は窃盗に値すると思うのだが、君島さんは警察に相談等しなかったそう。それどころか、日が経つにつれて清々しい気分になったと話す。 「妻との結婚を解消したことで、日々の不快感がなくなりました。ほぼ全部持っていってくれたため、こっそり弁護士に相談していたことも含めて、妻からも恨まれることもないでしょう。逆にすっきりしたんです」  結果、仕事のモチベーションも上がり、翌年には課長のポストに就いたそう。 「離婚してから3年後、7歳年下の女性と再婚しました。妻とは真逆な性格で、尽してくれますし最高ですよ」  子供にも恵まれた君島さん。元妻に捨てられたおかげかもしれないと、苦笑いをした。<取材・文/夏目かをる>
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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