独身・実家住まいの“子供部屋おじさん”。年250万円の転売で得た「小さな幸せ」とは?
―[貧乏だけど幸せな人々]―
中年のおじさんになっても実家から離れず、幼い頃に親から与えられた部屋に住み続ける“子供部屋おじさん”が取り沙汰される昨今。一見、引きこもりがちで貧乏、不幸な人生にも思えるかもしれないが、本人にとっては幸せだという例もある。現在30代後半で独身の男性・ノリさん(仮名)は都内某所の一軒家で親と同居している。
「春、秋、冬は服を転売して夏は旅。高校を中退してアルバイト生活に入ったけど、ある日をきっかけに転売屋を始めた。この生活スタイルはもう10年を越えているよ」
ノリさんは高校入学後、半年も満たずに中退。以降、週6回のアルバイトをしていたが、ふとした思いで、8000円で買ったジャケットをオークションに出品したところ2万円で売れ、味をしめた。
貧乏だけど夏は毎年旅に出る転売男の生活

プチ廃品回収にも挑戦
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