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島田紳助さんが残した伝説をプレイバック…電撃引退から8年半

“黒い交際”の発覚で電撃引退

 一時代を築き上げた紳助さんであったが、その芸能人生は決して華々しい出来事ばかりではなかった。  2004年には自身が所属する「吉本興業」女性社員への傷害容疑で告訴され、謹慎処分を受けた。2009年10月3日に放送された『オールスター感謝祭』では、お笑いトリオ「東京03」を恫喝したと思われる場面が放送され、物議を醸した。
いつも心に紳助を

2011年発売の『日経エンタテインメント!8月号』に掲載された嫌いな芸人ランキングで1位になるなど、紳助さんに否定的な意見を持つ視聴者も多かった。(画像は『いつも心に紳助を ファイナル』表紙より)

 そして、2011年には暴力団関係者と親密な関係にあることが発覚。同年8月23日に突然引退会見を開き、芸能界から身を引いた。

引退後もかつての仲間を応援

 紳助さんの引退後も、親交が深い明石家さんまや、紳助さんを尊敬する「ダウンタウン」の松本人志の口から、たびたびその名前がテレビ番組などで語られる機会があった。  そんななか、シンガーソングライターのRYOEIが開催した2014年と2018年のライブには、紳助さん本人がサプライズで出演。RYOEIとのフリートークでは、現役当時と遜色のないトークスキルで、会場を盛り上げたという。
恋をした/好きになってもいいですか

2015年に発表されたRYOEIの楽曲『好きになってもいいですか』は、紳助さんが作詞を担当した。(画像は『恋をした/好きになってもいいですか』のCDより)

 たびたびインタビューなどに出演しては、現在は平穏な日々を送っていると語る紳助さん。そのたびに芸能界復帰の話題が上がるが、決まってそのつもりはないと答えている。 ――80年代~00年代の芸能界を賑わせていた紳助さんは、紛れもなくお笑い界のレジェンドの一人。視聴者や業界関係者から今なお復帰待望論が語られるのも、頷かせるものがあるのではないだろうか。<文/A4studio>
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