2015年には、押井守監督映画『東京無国籍少女』で初の主演を任された清野。『ジャパンアクションアワード』では、ベストアクション女優賞を前年に続いて受賞するという快挙も達成した。 　清野はその後も『トットちゃん！』（テレビ朝日系）での黒柳徹子役や、連続テレビ小説『半分、青い。』（NHK総合）での漫画家アシスタント・ユーコ役などを好演し、話題を集める。アクションはもちろん、演技も上手い女優として、確固たる地位を確立しつつあるといえそうだ。 　かねてより、さまざまなインタビューで「ハリウッドでアクション映画に出ること」が夢だと公言してきた清野。その目標に、一歩ずつ近づいているのは間違いないだろう。

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『トットちゃん！』公式アカウント(@totto_tvasahi)がシェアした投稿 – 2017年12月月14日午後11時09分PST

　――紆余曲折を経て、若手女優のなかでも一目置かれる存在となった清野菜名。世界進出も含めて、彼女のさらなる活躍を期待せずにはいられない。＜文／後藤拓也（A4studio）＞