更新日:2023年05月23日 16:54
エンタメ

ハライチ・岩井、三四郎・相田…“じゃない方”芸人が脚光を浴びるワケ

今後が期待される、注目の“じゃない方”

 それゆえに今、“じゃない方”を単独で積極的に起用しようと後押ししている傾向も数多く見られる。  三菱地所のCMや「ちょうどいいブス」でお馴染みの相席スタート・山﨑ケイの相方・山添は、『アメトーーク!』などのバラエティでも単独出演をするようになり、普通キャラをいかんなく発揮。有名女性誌『Oggi』のwebメディアでも単独連載を持つなど、にわかにそのキャラクターが「クセになる」と、注目を集めている。
アインシュタイン DVDSTEIN

『アインシュタイン DVDSTEIN』右が河井

 また、超個性的な顔面の稲田が強烈すぎるコンビ、アインシュタインのじゃない方・河井ゆずるは関東圏ではインパクトのある相方の陰に隠れているが、大阪ではその巧みな話術とよしもとの男前芸人にもランクインしたイケメンさで相方と人気を二分しているといい、当然のように二人そろっての出演も多い。  お笑い第7世代でも、ティモンディの前田裕太四千頭身の都築拓紀・石橋遼大のように、今後が期待できる“じゃない方”も数多くいる。また、宮下草薙の宮下のように、草薙の面白さを引き出すために自ら“じゃない方”芸人』になることをあえて受け入れていると自ら表明している例もある。  これからはバラエティ番組で“じゃない方”にも注目をしてみてはいかがだろうか。 <文/小政りょう>
映画・テレビの制作会社等に出入りもするライター。趣味は陸上競技観戦
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