コンビニのトンデモ客、商品を壊しても「これ弁償しないとダメ?」
フラッペのボタンを押し間違えた女子高生
コーヒーマシンをめぐる事件はそれだけではない。店にはフラッペがあり、客はそれを冷凍庫から取ってレジに持っていく。会計を済ませた後、店員がフタを開け、客は自らコーヒーマシンの「フラッペ」ボタンを押す。そして、フタと専用のストローを付けて完成だ。
だが、もしもボタンを押し間違えてしまったら……。
諦めて捨てるか、我慢して飲むか(マズいはず)、買い直すしかない。よく「間違ってボタン押してしまったのですが?」という人がいるが、何を期待しているのか。
店側としてはコストがかかるので「無料でもうひとつ差し上げます」というわけにはいかない。
その日、常連客の女子高生が訪れ、フラッペを購入した。しかし、ボタンを押し間違えたのだ。彼女は「間違えました」と言うが、店長の奥さんが対応する。
「すいません、買いなおしてください」
ごく常識的な話だと思うのだが、次の瞬間。なんと、彼女はフラッペをゴミ箱に思いっきり投げ捨てたのだ。「ガン!」という大きな音が鳴り響く。呆気にとられていると、女子高生は出て行った。
その10分後、女子高生の母親が怒鳴り込んできた。
「一体なんだ! 娘が可哀そうじゃないか!」
話を聞くが、母親の興奮は収まる気配がない。仕方なくフラッペを新しいものに取り換えたが、それでも終わらなかった。母親は本部にも苦情を入れたのだ。
その後、店はSV(スーパーバイザー)と相談の上、同じような案件があった場合、何も言わずに取り換えてあげることになった。しかし、悪いのはどちらなのだろうか……。ちなみに、こんなことはそれ以来起こっていない。<取材・文/浜カツトシ>
―[コンビニ店員の浜さん]―
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