更新日:2020年03月05日 10:57
ライフ

眠れない…不眠からガリ痩せした私が、眠剤より効いたシンプルな方法

まずはしかるべき医療機関で相談を

 色々書きましたが、低体重で悩んでいる方は、まずはしかるべき医療機関に頼ってほしいです。何かの病気である可能性も否定できませんし、治療を受けることで症状が改善すればそれが一番いいと思いますので。  体質改善は医療機関にかかりつつ、そしてできれば担当のお医者様に相談しながら、無理のない範囲で取り組んでいただけると幸いです。  体調不良が続くと焦る気持ちはよく分かりますが、自分のペースで、少しずつでもまずは「今の自分にできること」から始めるとストレスも感じづらく、長続きするのではないでしょうか。  ベッドから起き上がれないほど辛いときにまで無理して運動する必要はありませんし、どうしても食欲がない日は食べられるものだけ口に入れる。できなかった自分を責めてしまうと、それだけまたストレスが溜まってしまい悪循環です。  私がやってよかったのは「好きなものをたくさん食べること」で、つきたてのお餅を食べるために今年、餅つき機を購入しました。  餅を大量に生成・ストックし、小腹が空いたときに食べるようにしてから1ヵ月ほどで、体重は4kgも増加。体重が増えたことにより、これまで長年悩まされていた倦怠感や体の重さがすっきりとなくなったのは驚くべき発見でした。体って、本当はこんなに軽かったんだなぁ。  ともかく、「これなら自分にもできるかも」といった方法を見つけることはもっとも重要です。体調と相談しながら取り組めば、自然とできることも増えていくと思いますので、低体重に悩まされている人はぜひ試してみてください。 <文/吉川ばんび>
1991年生まれ。フリーライター・コラムニスト。貧困や機能不全家族、ブラック企業、社会問題などについて、自らの体験をもとに取材・執筆。文春オンライン、東洋経済オンラインなどで連載中。著書に『年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声』 twitter:@bambi_yoshikawa

年収100万円で生きる-格差都市・東京の肉声-

この問題を「自己責任論」で片づけてもいいのか――!?
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