63万円するブシュロンのリングを身につける理由
39/108 キャトル クラシック リング ラージ(ブシュロン)63万円
ただ、余談ですが、この五大宝飾にも実は「なぜ王様であるカルティエは入ってないんだ?」といった批判も残っています。カルティエは独自性を重んじていて、グループにまとめられるのを嫌ったともいわれていますが、ハッキリとはしません。
私はこうした歴史を特に好みます。ファッションにはどこか軽薄さが目立ちます。見た目の文化だけに「カッコよければいいじゃん?」という感覚が前にきすぎてしまう。だからこそ私は歴史を重んじており、古くからあるオリジナルを知ることを何より大事にしています。特にこうしたアクセサリーなど軽薄なイメージの最たるものでしょう?
「きらびやかであればそれでいい」「ダイヤであれば満足する」、そんな軽薄さが嫌だからこそ私は歴史あるブシュロンのリングを身につけています。ヴァンドーム広場の路面をイメージしたカッティングなどゴールドを複雑な技術で4層に分けているデザイン。そこにはブシュロンの160年の歴史を確かに感じるのです。
「世界三大」といったテキトーな文言がはびこり、インフルエンサーが簡単に服を作れる時代。歴史や文脈が軽んじられる現代だからこそ、蓄積と重みを感じられるものを身につけることが気が利いているのではないかなと思うのです。
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