更新日:2023年05月24日 14:58
仕事

コロナの影響で増えた“リモート面接”のコツと裏技、就活アドバイザーに聞く

100均で買える必須アイテム、裏技もある

スマホスタンド 盲点となりがちなのが、画面に写り込む背景だ。リモート面接では、自宅の部屋が面接官に見られてしまう。 「たとえ、自分が動かなければ後ろのものが映らない位置にいたとしても、身振り手振りをすることで余計なものが映らないとは限りません。見えないところも整理して、余計なものは映らないようにしておきましょう」  普段から整理整頓を心掛けていれば問題ないだろうが、面接の当日は特に気をつけておきたい。さらに、選考の過程を邪魔する「雑音」にも注意が必要だと瀧本氏は話す。 「最近のマイクは高性能になっており、息がかかる音をはじめとして多くの音を拾います。できるだけ静かで、風の影響を受けない室内で面接が受けられるよう配慮しましょう」  リモート面接のための環境がパソコンではなく、スマートフォンの場合もあるだろう。その際は「必須アイテム」の準備が大切だという。 「スマートフォンを手に持ちながら面接を受けると、画面が揺れたり、面接官が要求する行動をとれなかったりします。100円ショップなどでスマートフォンを固定するスタンドを購入しておきましょう。加えて、デバイスが低い位置にあると画面を見下ろすような姿勢で覗き込むような形になってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。Webカメラと自分の目線の位置関係にも気をつけましょう。  さらに、マイク付きのイヤホンをしたまま面接を受けると見栄えが良くないので、通常の対面での面接を受けるときのようにスマートフォンの本体マイクとスピーカーを使用するか、Webカメラとマイクを別に接続して通常の対面での面接のように振る舞えるよう努めましょう」  緊張しやすい人は、カメラの向こう側の壁にカンペを貼り、それを見ながら話すことがおすすめだという。これはリモート面接だからこそできる裏技かもしれない。
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リモート面接のデメリットを解消するためには…
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インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。X(旧Twitter):@KA_HO_MA

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