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「太っているのにモテる男」のテクニック。デブを武器にするには…

 こんにちは、デブのデブによるデブのためのファッション&ライフスタイル情報を配信するウェブマガジン「Mr.Babe」編集長の倉科です。  皆さんは日常の中で「この人、太ってるのになんでモテるんだろ」とか「この人、太ってるのになんかオーラを感じる」なんていう人に会ったことはありませんか?  私の運営する「Mr.babe」では独特のかっこよさを感じるポチャメンの方たちに独自調査をし、彼らのモテるテクニックやそのオーラの要因となるのは何なのかをリサーチしたことがあります。そうすると、彼らがなぜモテているのかのテクニックがいくつかあることがわかりました。今回はそんなデブなのにモテる男たちのテクニックをご紹介しましょう。

モテるデブの理由1「自分を肯定して、ありのままを見せる」

たけしさん(32歳/体重98kg/会社員) 「カッコをつけないことのカッコよさ」だと私は思ってます。太っていることに引け目を感じるのではなく、むしろそれを武器にして笑いに変える。それにより相手に緊張感を与えず、リラックスできる環境にもっていくということです。  たとえば、相手が私に「この人、太っている」というような印象を持っていると、相手も気にして太っていることには触れないようにするでしょ。そこで自分も太っていることを隠すような方向に持っていくと、お互いに距離感が縮まらないので、逆にありのままの自分を開放して「僕、ポチャメンを売りにしてるんですよ! このお腹かわいいって評判なんです!」くらいの会話をしたほうが相手の女性もいじりやすくなり、距離感が縮まるんですよね。  太っていることをコミュニケーションのツールにしてしまえばお互いにラクになれますしね。もしその時点で相手が引いてしまうなら、別に他の人を探せばいいですから(笑)。でも、僕はそんな感じで彼女もできましたし、今でも女性の友達は結構います。太っていることがむしろ「武器」ですよ。

モテるデブの理由2「あくまで聞き上手なデブに徹する」

としさん(35歳/体重89kg/営業)  女性と会話しているときにあまり自分のことばかり話さず、なにか突っ込むポイントを見つけたらなるべく女性が話の中心になるように質問をしたり、賛同したりするようにしています。  たとえば、「そういえば実家はどこなの?」と聞いた際に「〇〇なんですよ」と返ってきて、もし行ったことのあるなら「そうなんだ! 僕も旅行で行ったことあるけどいいところだよねー、食べ物もおいしいし。地元の人的には食べ物で何がおすすめなの?」と質問すると、相手は自分の生まれたところの話なのでいろいろと話してくれたりするじゃないですが、そうしたらその話に乗って「話を聞いてるだけでも食べたくなるなー、いいところで生まれたんだね~」と相手の話に乗っかっると自然と盛り上がるんですよね。  もちろん何でもかんでも持ち上げると「調子のいいヤツ」と思われてしまうので、自分が本当に面白いと思うポイントを盛り上げるという感じです。そうすると話も広がるし、女性は話を聞いてもらうのが好きな子も多いので、すぐに仲良くなれたりするんですよね。聞き上手は「モテ」の大事なテクニックだと思いますよ。

モテるデブの理由3「匂いにとことんまで気を配る」

さとるさん(40歳/体重95kg/自営)  僕は「自分の匂い」に気を使ってますね。いくらかっこよくても、キレイな女性でも近づいた時にクサかったり、香水つけすぎてたりする人だと嫌なイメージになるでしょ?  自分がそういうのが嫌いなんで、匂いには気を使ってますね。歳も歳ですから、そろそろ加齢臭なんかも気になりますし(笑)。太っている私の場合、もちろんまめにシャワーを浴びたり消臭シートは必ずバッグに入れてますけど、香水を付ける場合には石鹸の香りに近いものや、柑橘系の匂いがするすっきり系ものを選ぶようにしています。  匂いって人の印象をよくも悪くもイメージ付けてしまうので大事だと思います。そこを抑えておくと、こんな太っている私でも周りにいい印象を与えられるんですよね。  先日も少しだけ香水をつけて仕事をしていたらアルバイトの女のコに「社長さんっていつもいい匂いがしますね~、私の好きな匂いなんです! 香水なにつけてるんですか?」って聞かれて香水の話で盛り上がりましたよ。ちょっと照れましたけど(笑)。
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思いやり&気配りで勝負
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