更新日:2020年07月22日 07:17
ライフ

ユニクロにも負けない高コスパCOSのTシャツ。「格安品」とバレにくい

54/108 ROUND NECK TEE(COS)各2500円

MBのヘビーユース108

ROUND NECK TEE(COS)各2500円

 COSをご存じでしょうか。世界屈指のファストファッションブランドであるH&Mが開発しているラグジュアリーブランド。世界中で数百店舗展開されていますが、日本では残念ながらなかなか店舗数が増えず、現在は都内近郊にて3店舗ほど。ただし、この春から日本語版通販サイトがリリースされ、いよいよ全国どこでも購入可能となりました。  このCOSというブランド、とにかく安いんです。ラグジュアリーな素材を惜しみなく使っているのですが、H&Mの巨大な資本力を背景に生産しているため、市場価格の半額以下くらいの感覚。Tシャツは2000~5000円程度のものが多いのですが、1万円前後のブランド品と比べてもまったく見劣りしないレベルです。 MBのヘビーユース108 もちろんユニクロのTシャツと比べても比較にならないほど品質が高い。「ハイクオリティなTシャツなんて」とファッションに対して斜に構えている人にこそぜひ触れていただきたい。極上のTシャツ素材は無地のシンプルデザインであっても、圧倒的な存在感があります。  通常、1万円以上払わなければ体感できない領域ですが、COSなら数千円で手に入るわけです。ツヤ感が本当に美しい。  またヨーロッパのブランドだけにデザインも洗練されていて、首元のバインダーは細めですっきり。袖もやや短めにデザインされており、品のよさを感じます。ユニクロなどの日本市場にあるTシャツの多くはアメリカのデザインを踏襲しているため、華奢な日本人には少しゴツすぎる。COSの服は素材感だけでなく、このあたりもおすすめできるポイントです。  カラーバリエーションも豊富で無地からボーダー柄までさまざまなものが用意されています。もちろんTシャツのみならず、デニムパンツやスラックス、コート類などフルラインアップあり、ユニクロなどのファストファッションブランドが苦手としているアクセサリーやシューズ類まで展開しています。  しかも、日本ではまだ浸透しきってないブランドだけにかぶることが少なく、「格安品」だとバレにくい。今のところ一切スキのない超おすすめブランド。普及する前に押さえておいたほうがいいですよ。 商品、衣装/すべて私物 撮影/山田耕司(商品) 岡戸雅樹(人物)
MB
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

MBの偏愛ブランド図鑑

今着るべきブランド60の歴史や特色を、自身が愛用する品とともに徹底紹介


最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

ユニクロやGUでもおしゃれな人は何が違うのか?

試し読みはこちら
幸服論――人生は服で簡単に変えられる

自信は服で簡単につくることができる!



最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!

【今週の掘り出し物】
MBのヘビーユース108最近、色落ちデニムが自分的に復活。ちょっと品のある均一な色落ちのデニムをシャツでサラッと着ていたい。

おすすめ記事
ハッシュタグ