安斉かれん[令和の歌姫]の覚悟
’90年代の音楽業界を描き、SNSを中心に大きな反響を生んだ連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』でアユ役を熱演。今夏、本職であるアーティストとして「僕らは強くなれる。」をリリースした。“平成の歌姫”を演じ終え、最新曲に込めたメッセージとは?
ツッコミどころが満載すぎてSNS上でも大きな話題を呼んだ、ドラマ『M 愛すべき人がいて』で主人公のアユ役を演じた安斉かれん。ドラマのインパクトから時を移さずバラエティ番組をはじめ、さまざまなメディアに出演している彼女。ドラマ放送終了後の反響をどう受け止めているのか。
安斉:毎回ツイッターのトレンド入りがうれしかったし、たくさんの人に見てもらえたことがよかったです。“メロドラマっぽい”と言われていたけど、私はお芝居が初めてで。『ドラマはこういうモノだ』と思って演じていたので、ツッコミは意外でした(笑)。演技面での成長はよくわからないけど、共演した三浦翔平君に『どうなるかと思ったけど感動したよ』と言われて安心しました。
そんな彼女の本業は歌手。この夏、新曲「僕らは強くなれる。」をサブスクリプション限定で配信開始した。
安斉:中学時代に吹奏楽部で頑張っていたときの感情を曲にしました。吹奏楽部は応援する側ですけど、“応援する側の人たちを応援する”というメッセージを込めました。MVでは私のサックス演奏シーンがあったのですが、共演した京都橘高校吹奏楽部の演奏が完璧だったので、とても緊張しました。
注目のきっかけとなった女優業、そして歌手としての今後の展望は?
安斉:女優は想像以上に楽しかったので、またやってみたいですけど、まずはアーティストを軸にしたい! 作曲をしてみたり、恋愛ソングも作りたいです。
“平成の歌姫”を演じ抜き、ひと皮むけた彼女。“令和の歌姫”になれるか、期待して見続けたい。
【安斉かれん】
’99年、神奈川県生まれ。デビュー前からコスメティックブランド「M・A・C」のモデルに抜擢されるなど、メディアで注目を集める。ドラマ『M 愛すべき人がいて』では初出演にして主演のアユ役に抜擢。アーティストとしては令和元日にデビューし、最新となる5thシングル「僕らは強くなれる。」がサブスクリプション限定で配信中
撮影/鈴木大喜 取材・文/瀬戸大希
※週刊SPA!8月4日発売号より
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