“令和の怪物”佐々木朗希が人生の指針とする、イチローの言葉
―[17の閃光~佐々木朗希物語~]―
野球への道を突き進むキッカケはイチローだった
メディアから尊敬する人物を問われると「イチロー」の名前を挙げる。“令和の怪物”と呼ばれる千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手にとってそれは偽らざる事実であり、野球への道を突き進むキッカケになった人物はイチローなのである。
「2009年のWBCを自宅のテレビで見ていました。小学校1年生の時だったと思います。下校後に見ました。まだ野球はしていませんでしたけど、兄が野球をしていたので野球はもっとも身近なスポーツでした」
佐々木朗希はロッカールームで当時のことを饒舌に話してくれた。2009年3月23日、ドジャースタジアムにて行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝。10回表2死2、3塁の場面。イチローは7球粘った末、センター前に2点タイムリーを放った。決勝の延長戦でスーパースターが試合を決める。日本中が手に汗を握った場面だった。目の当たりにしたドラマチックな展開に、当時小学1年生だった佐々木朗希も胸をときめかせた。
「感動しました。野球ってカッコいいなあとこの時に思ったのです」
心にスッと入ってくる、独特の“イチロー節”
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