カーライフ

クルマに大事なのは価格?デザイン?性能? マツダCX-30に乗って考えてみた

永福:問題は今のマツダ車は、あのプレマシーの乗り味を超えてないことだ。このCX-30も含めて。 職人:CX-30の足回りは悪くないと思いますけど……。 オートクラブ永福:悪くない。マツダ3よりはずっとしなやかだ。でもプレマシーにはかなわない! 担当K:読者はプレマシーそのものを知りません!

デザイン優先のCX-30。その評価は…

職人:僕は仕事柄、CX-30のラゲッジが狭いのが残念だったなあ。デザインを優先しすぎて、そのシワ寄せがきてますよね。 永福:いや、それはいいんだよ! ラゲッジが広いクルマなんてゴマンとある。でも、マツダはデザインで勝負する! ラゲッジは狭くていい! それより美しさを!っていう割り切りなんだ。これは男だよ! 担当K:僕はCX-5のデザインのほうが好きだなあ……。 永福:CX-5もいいよね。でもCX-30のデザインもすごい。このサイドパネルのうねりは芸術だ。とにかくマツダはデザインに命を賭けてる! その意気やよし! 担当K:で、スカイアクティブXの評価はどうですか? 永福:何度乗っても、これで約70万円高は期待はずれだね……。 担当K:今回初めてフツーの2リッターガソリン車に乗りましたが、思いのほかよかったですね。 永福:そう! スカイアクティブXより約70万円、ディーゼルより約30万円安いってのは好感持てるね! 担当K:僕が乗った感じ、パワーもさほど変わらないように感じました。 職人:回せば違いますけど……。

CX-30買うなら安くてカッコいいフツーのガソリン車だ!

永福:フツーのガソリン車は、スカイアクティブXに比べてトルクも燃費も2割ダウンだけど、70万円安くてこれだけ気持ちよく走ってくれて、これだけカッコ良ければお買い得感がある。こういうのがマツダの良さなんだよ! 職人:結局、我々庶民はなんだかんだ言って、クルマはお買い得感が一番大事なんですね……。 担当K:だから50万円以下の中古車ばっかり買っちゃうんです。 永福:新車が売れなきゃ中古車もないだろ!
オートクラブ

カーマニア的にマツダ最大の魅力は、今でもMT車のラインナップが豊富なことです。MT車をフツーに選べる……。それだけでもマツダへの愛が止まりません!

【結論!】 話は変わるが、ロータリーエンジンを積んだ絶版スポーツカーRX-7の中古車が高騰中で、1000万円に迫るタマも出ている。なのでRX-8も、ビカもんを今のうちに買っておけば、将来高く売れるかもしれん……。
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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