“熟女キャバクラ”がクラスターに…店名の非公表に不安な客たち
9月4日、東京都は新たに136人が新型コロナウイルスに感染したと発表。そのうち、都内の熟女キャバクラ店で働く30代と50代の女性2人が感染したと報道された。この店での感染者数はこれで計9人となり、クラスターが起きたとみられている。
今回の件について、熟女キャバクラに通う男性客たちからは様々な声があがっている。
まず、話を聞いたのは普段から接待で夜の店を利用するという都内在住の男性。
「感染者が再び増加し始めた7月中旬から、少人数での食事以外の接待は自粛するようにと会社から言われました。夜の店への出入りも同様で、それまで飲み歩いていた同僚も一切出歩かなくなりましたね。
社の経営陣もコロナ前は熟女キャバクラやラウンジによく行っていたのですが、今は感染第一号になりたくないのでしばらく控えると言っています。でも、7月上旬に一度だけキャバクラに行ったときは検温と消毒だけでホステスはマスクやフェイスシールドを付けていなかったんです。今回、報道された店がどのような対策を行っていたのかは分かりませんが、感染対策を徹底していたのか報道するべきだと思います」
一方、都内の熟女キャバクラに通っている……という大阪府の男性会社員はこのような不安の胸を明かした。
「最近はありませんが、以前は出張の度に都内の熟女キャバクラに行っていたんです。指名している子もいたし、最近は大阪の感染者が少し落ち着いてきたのでまた東京出張の話が出たので行こうかなと思っていたところです。
でも、今回の報道を受けて、まさか自分が通っている店なんじゃないかと動揺しています。指名嬢に連絡しても返信がないし、もしかしたら店が客にも公表しない方向なのかもしれませんが……。でも、違う店なのならば他店への評判もあるしクラスターが出た店はちゃんと店名を公表してほしい。それに熟キャバ嬢も若くはないので、万が一感染したら重症化しないか心配ですよね……」
感染対策を徹底していたのか?
店名を公表してくれないと不安
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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