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大学時代に炎上したYouTuberが過去を悔いる。結婚で変わった価値観

 日大アメフト部悪質タックル事件が世間を騒がせていた2018年6月、日刊SPA!では中央大学の学生YouTuberステハゲ氏にインタビューを敢行。大学と学生YouTuberとのビミョーな関係について紹介した。ぼっち系大学生YouTubeとして当時からカルト的な人気を誇っていたステハゲ氏だが、今年9月に大学を無事に卒業したことを動画で報告。これに伴って一般企業に就職し、どうやら結婚して自分の家庭まで築いているらしい。
ステハゲ

画像は、YouTube「ステハゲチャンネル二代目 SUTEHAGEch 2nd」の動画『婚約指輪 買ってきたので開封してみる。Cartier カルティエ』より

 ミスター中央大学を自称し、陰キャラたちのアイコン的存在として活躍してきたステハゲ氏が大学卒業・就職、しかも結婚……? 「男子、三日会わざれば刮目して見よ」とは言うが、少し目を離した隙に、昨年はまたとんでもないゴシップを提供してくれた。そんな大きな節目を迎えたステハゲ氏に現在の心境などを取材した。

2019年、問題動画で停学処分に

 昨年、投稿した動画の中での言動が問題視され、停学処分を受けて留年した結果、秋卒業するはめとなったというステハゲ氏。  もともと歯に衣着せない煽りスタイルは持ち味だったが、昨今ニュースを賑わせている逮捕も厭わない過激な炎上系YouTuberというタイプでもない。問題の動画の内容については割愛するが、件の動画を投稿した背景についてはやはり聞いておかなければならないだろう。 「自分の認識が甘かったです。僕程度のYouTuberが何をやっても『またバカやっているな』くらいで、いつも通りスルーされるだけだと思っていました。だから正直、停学はちょっと予想外でしたね。僕の幼稚さ、未熟さで大学に迷惑かけてしまって、本当に批判されて当然の間違った行為で。ただ、YouTuberの活動とは関係なく、単純に学校にはほとんど行っていなかったんで、留年する可能性は元々高かったんです。だから、停学しなかったとしても留年することには変わりはなかったと思ってます」  4年次終了時点で16単位、授業的には4科目ほど残っていたそうだが、コロナ禍の影響もあり、5年生としての半年間は卒業式も含めて1日も大学へは行かなかったという。今年9月1日に投稿した卒業報告動画では中央大学について「骨のある大学」と評しているが。 「いや、本当に素晴らしい大学でしたね。当時は失礼な行動をたくさんしてきましたが、卒業できた今となっては、本当にいろんな人に迷惑かけて申し訳なかったという思いで一杯です。冷静に振り返ると、かなり大目にみてもらっていて。他の大学だったらもっと酷いことになっていただろうなと。まあ他の大学そんな知らないですけど」
ステハゲ

画像は、YouTube「ステハゲチャンネル二代目 SUTEHAGEch 2nd」の動画『中央大学を卒業しました。多摩キャンパスの英雄、魂と涙の勇退。』より

 そんな大学とのアレコレもありつつ、ステハゲ氏が「人生最大の出来事」と語るのが結婚である。相手の女性とは2019年2月にニコニコ生放送の配信者たちが集まる飲み会で出会ったそうで、1年半でのゴールインというなかなかのスピード婚だ。 「最近は落ち着きましたけど、結婚直後は視聴者から『俺達のステハゲを返せ』みたいな声が多くて。僕からしたら『そもそも僕はあなたたちのものじゃないですよ』と(笑)。再生回数も一時期ほどではないので離れた人もいるんだろうなと思います」
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視聴者への複雑な思い
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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