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「Uber Eatsの“実質時給”は1200~1300円」プロが明かすコロナ禍の副業事情

コロナ禍でネット物販で稼ぐ人が増加中

ネット物販 一方、在宅勤務の定着で働く時間の管理が柔軟になり、スキルアップなどの手段として前向きに副業に取り組む人も増え、ライティング動画編集など自宅で完結できる在宅副業で稼ぐ人も多いとのこと。 「動画編集の仕事に関しては外出がしにくいなかで動画を観る人や動画を投稿する人が増加した結果、需要が高まりました。また、ネットで買い物する人も増えたので、中国など海外からの輸入品や廃盤品といった価格差が取れる商品をリサーチして仕入れ、メルカリやアマゾンで売るネット物販もオススメです。  メルカリは出品すれば感覚的に半分くらいがその日中に売れていくような状態で、コロナ禍で最高月収や最高利益を更新した人も多い。サービスの認知が広がり、買い手が増えたことで売れ方も加速しています。  なかにはすべて中国から商品を仕入れていて、8月の利益率が87%、約120万円を売り上げて100万円が利益という方もいます。87%はかなり優秀な例ですけど、利益率40~50%くらいなら、それほどキャリアのない方でも全然珍しくないです」

「セット販売」で高い利益率を実現

 ネット物販はライティングや動画編集よりも収益性が高く、株や不動産よりもリスクが低いため、継続的に副収入を得る手段として高い人気を誇っている。 「ネットの物販・せどりということで、マスクや消毒液を買い占めるみたいなモラルに反する転売と一緒くたに語られやすいんですが……。基本的には朝市で安く買った野菜や魚を商店街で売るのと同じことをオンラインでやるという考え方です。  中国のタオバオやヤフオクが市場でメルカリやアマゾンが商店街というイメージです。ピアスとネックレスをそれぞれ安く買い、組み合わせてセット販売することで利益率を上げるという方法などもあって。そうしたノウハウを駆使すれば利益率70%も決して珍しくありません」
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コロナ禍で苦戦が続く副業分野は?
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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