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「Uber Eatsの“実質時給”は1200~1300円」プロが明かすコロナ禍の副業事情

口紅は「7割残っていれば売れる」

化粧品 配送料などの関係から化粧品やアクセサリーなどの小物、カバンなどのブランド品といった軽くて小さい商品で、かつ単価の高いアイテムが商材としては向いているよう。また、メルカリ物販の特徴としては中古の化粧品やiPhoneの外装の箱など、意外な商品が売れることもある点も挙げられる。 「口紅などの化粧品は7割残っていれば売れるという話もあります。元手があれば株やFXもコロナで暴落して爆上げしてくれたので、本当は絶対やったほうがいいんですけどね。再現性が高くて、繰り返し売ることで安定的に利益を出しやすいネット物販に比べると、株やFXはどうしてもリスクが怖がられがちです」

コロナ禍で苦戦する副業分野は?

 一方、コロナ禍で稼ぎにくくなった副業もある。採用活動を行う企業や新規客を開拓したい飲食店などから報酬をもらう人材紹介系の副業だ。 「転職希望者を企業に紹介して、就職が決まったら1件10万円といった稼ぎ方もコロナ前はあったんですが、今はIT系などの業種を除き、企業の求人が激減、副業としては稼ぎにくい状況です。飲食店や美容室などの店に新規客を紹介する案件も、吉祥寺など住宅街のある商店街の店舗と都心部のお店で完全に二極化しているため、まったく動かないですね。来年以降もしばらくは復活しない可能性もあると思います」
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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