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宮崎謙介氏の不倫グセ、“人たらし”と“超絶ゲス”の二面性

彼の「二面性」自体が悪いわけではなく…

 つまり宮崎さんは、奥様や友人たちに見せていた“人たらし”の顔と、性欲のはけ口として見ている不倫女性に見せていた“超絶ゲス”な顔、二つの顔を持っているんでしょう。  しかし、宮崎さんのように二面性を持っていることが、決して珍しいわけではありません。というか、いつ・どこで・誰に対しても態度や言動が変わらないという一面性しかない人のほうが、世の中には少ないはず。  “二面性がある”というと、二重人格者を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、二面性(多面性)があるのは、ごくごく当たり前のこと。  読者のみなさんも自分自身を客観的に振り返ってみてください。恋人・妻に見せている顔、親に見せている顔、友達に見せている顔、同僚に見せている顔、上司に見せている顔……全部同じだという方なんて、ほとんどいらっしゃらないんじゃないでしょうか?  つまり、宮崎さんの場合は二面性があったこと自体が問題なわけではなく、その持ち合わせている二面性が、天性の“人たらし”の顔と、自己中な“超絶ゲス”の顔だったということが問題なんです。

“少年のような人”が、あんな言動をするか?

 高橋さんが宮崎さんと交流して、彼に対して抱いた好感を否定するつもりはありません。しかし、問いたい。  “人なつっこくて、面白くて、少年のような人”が、あんな計略的に独身女性にアプローチして、関係を持った途端、雑に扱ってポイ捨てしますか、と。性欲を満たすために自分の気持ちを弄ばれ、欲求が解消された後にぞんざいに扱われた独身女性の立場に立ったとき、果たして、それでも爆笑できるのか。<文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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