仕事

上司に意見できるようになるタイミングとは?

人間関係における中間点

 ただ、一つだけ注意点があります。「相手も完璧ではない」という考えが強くなりすぎると、「お前だって間違えるくせに何で偉そうに指図してるんだ」と反発心を持ってしまいます。これはこれでトラブルの元になります。  人間関係は「中間点」に正解があります。「何もかも相手の方が優れている」という幻想を抱いても、「大したことないくせに偉そうにしやがって」と反発しても、その上司とはうまくいきません。その両極端の中間にちょうどいい接し方があります。  上司との接し方でオススメなのは「尊敬できる部分を探すこと」です。誰しも一つくらいは尊敬できる部分があります。その尊敬できる部分を理由にして、上司が働きやすいように段取りを組んだり、抜けやミスがないかフォローする。その行動や発言が「あの人は仕事ができる」という自分の評価に繋がります。  完璧ではない人間同士が良い結果を出すために協力しあう。それが仕事の本質です。人間関係の重要性を知っていれば、相手が完璧でなくても尊敬したり信頼することはできます。それが仕事の成果に繋がっていきます。ぜひ意識してみてください。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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