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ひろゆきが考える「新学期を迎えた子どもの異変」の見抜き方

子どもと一緒にいる時間を長くする

ひろゆき だからこそ、重要になってくるのが、一緒にいる時間。日常的に会話をすれば子どものことが見えてくるし、一緒に買い物や料理をしたりとコミュニケーションをとっていると、食べる量が少ないとか些細な異変に気づくものです。  そういう時間を作っていくと、ひょんなことから心の変化の理由を子どものほうから話してくれることもあったりします。  ただ、子どもも別の人間ですから、一朝一夕に関係性をつくることはできません。だからこそ、「子どもとコミュニケーションをとる時間を多く確保し続ける必要がある」という事実を認識して、そのための行動をしなければいけないのではないか、と。

子どもも納得する形でアドバイスするためには?

 共働きやシングルであることが理由で子どもとコミュニケーションをとる時間が少ない人もいると思います。  僕が住んでいるフランスも共働きが浸透していますが、どちらかの親が子どもと一緒に過ごすという文化が根付いていて、たとえ離婚しても共同親権を持つなど子どもとのコミュニケーションがとりやすい環境にあります。  そういう時間と環境こそが大切で、もし「学校へ行きたくない」という心の異変が起きても、原因を知ることができると思いますし、子どもが納得できる形で、親がアドバイスできると思うのです。
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テクニックを探すよりもやるべきこと
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